#14. 「AIR」 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

映画「Air」を鑑賞。

1984年、スポートシューズのメーカーであるNIKEは、バスケットシューズ部門の不調に悩まされていた。なんとかバスケットシューズ事業を立て直すために指名されたのがソニー(マット・デイモン)。この部門での世界シャアーの83%をコンバースとアディダスが締めていた。NIKEは自社製品を売り出すために、スターを必要としていた。スターに自社のシューズを履かせる。それをみた世界中のバスケファンが、NIKEのシューズを買って履く。そこで目をつけたのが、まだNBAでデビューすらしていない黒人選手のマイケル・ジョーダンだった。しかし、彼の才能に注目していたのは、NIKEだけではない。TOP 3が虎視眈々と狙うジョーダン。その争いに勝ち、何としてもジョーダンを勝ち取る必要があると考えたソニーは、社内での軋轢や争いを抑え、遂にジョーダンのマネージメントをしていたジョーダンの母親と強引ではあるが面談に成功する。遂にプレゼンに漕ぎつけたソニーは、一世一代のスピーチを行う。「A shoe is just a shoe until someone steps into. 価値ある誰かが履くまで、靴は靴のままだ」彼は、ジョーダンの才能を認め間違いなくNBAのトップ選手になると褒めながら、選手生命の限界、怪我等のリスクを説く。そうなった時、真にジョーダンを伝説にできる、ジョーダンシューズを開発すると。その名は「エアー・ジョーダン」しかし、ジョーダンの母は、驚く様なカウンターオファーを出す。それは業界のビジネスを根底か覆すような提案であった。
ビジネスに賭ける男たちの熱い戦い、口論、そして行動。「仕事の情熱」を思い出され、心臓が熱く震えた