タンタンの冒険鑑賞。
さすがにスピルバーグだけあって、テンポも早く飽きさせない。
タンタンは若い新聞記者。スノーイーという犬と二人暮らし。ある日、街の絵描きに似顔絵を書いてもらっていたら、ガラスケースに入った帆船の模型を見つける。三本マストのダブルデッキの軍船、ユニコーン号だ。模型を買ったその時から、怪しげなポマード親父に、倍で買うと迫られたり、サッカリン卿という大金持ちに「好きな金額を小切手に書いてよい」といわれたり、なぜかその模型をほしがっている人がたくさんいるようだ。
家に持ち帰ったタンタンは、図書館でユニコーン号について調べてみると、莫大な積荷を積んだユニコーン号は、忽然と消えてしまったらしい。ユニコーン号に何があったのだろう。なぜ、サッカリン卿やポマード男は模型をほしがるのだろう。
その夜、図書館から自宅へ帰りついたタンタンは、部屋を一目見て驚く。何者かが侵入し、部屋中を荒らしまわった後だった。そして例のユニコーン号も姿を消した。盗まれたのだ。
さあ、ここからタンタンとスノーイーの、大冒険が始まる。
全然、最初から最後まで飽きない。前編CGであり、まぁ言ってしまえば漫画な訳で、それなりに内容がないと、2時間座ってるのはつらい。宮崎駿しか映画館で見たことないけど、この映画は本当に、ハラハラ、ドキドキで手に汗を握るってのは、このことだ。食べかけのポップコーンを指に挟んだまま、食べるのも忘れて見入ってしまう。
一つは、スピルバーグ得意の演出で、インディー・ジョーンズ並みに、次から次へと謎から謎へと、冒険から冒険へと、ひきずり回されるというのがある。さらに、CGがとにかくリアルで、まるで人が演じているようだ。だから、そんじょそこらの漫画とは訳が違う。そのリアル感が、サスペンスを盛り上げ、スリルを高めて、一気に最後まで観てしまいます。
いやぁ、さすがにスピルバーグだ!
久しぶりにスターウォーズの興奮を味わいたい!
いや!やっぱりインディー・ジョーンズだよね!
そういう方は、すぐに映画館へGO!
今回、吹き替え2Dで観ました。
この映画、IMAX3Dでやってんですよね。きっと迫力あるだろうなぁ。