何にも読みたい本がないという、暇なときにパラパラ読む本ってあると思うのですが、これなんかどうでしょうか?
前作「神様のパズル」で、宇宙を作りだそうとした天才科学者穂積沙羅華と、綿さんこと綿貫君の次なる冒険の物語です。
宇宙を作ろうと失敗し、刑に服した沙羅華と、何とか大学は卒業したものの、つまらない会社に就職してしまった綿さん。そんな時、「ネオ・ピグマリオン」なる不思議な団体が彼にメールを送りつけ、接近を試みる。渋々会うことにした綿貫君に、彼らが語ったのは、資産家の子息が行方不明になる事件が相次いでおり、その捜索を、彼らの組織が持っている「量子コンピューター」を使って行いたい。これが成功すれば、大きなビジネスにもなりことから、どうしてもこのコンピューターをチューニングできる人材を探している。穂積沙羅華ならできるだろう。というもの。つまり、綿さんを通じて沙羅華にコンタクトを取りたいということで、綿さんに捜索を依頼しているのではない。委託自尊心を傷つけられながらも、宇宙創造失敗以来会っていない沙羅華への想いもあり、綿さんは沙羅華を訪ねることに。そこには、あの天才少女からはかけはなれた、ただの女子高生沙羅華が待ち受けていた。
乗り気でない沙羅華を何とか口説き落とし、「ネオ・ピグマリオン」の依頼を引き受けることに。そこで待ち構えていたのは、加速器を利用した、人間のノアス化という、恐るべき陰謀であった。
この凸凹コンビが、再び騒動を巻き起こす。
という内容です。
ええ!つまらないです。暇な時のみ、お勧めです。
いいのか!
こんなことで、いいのか!?