東京人が関西にきて、まず信じられないというものの一つに「お好み焼き定食」というものがあるそうな。粉もののお好み焼きに、さらに炭水化物であるご飯を重ねるのは、まったく理解できなと、東京人は言うのである。しかし、そんな東京にも、「そば定食」やら「そば・カレー定食」なんてのもあり、主義と主張が一環していないことを、以前のブログに書いたことがある。
つまり論点は、果たしてお好み焼きは、ご飯のおかずであるのか、おやつであるのかという点ではないか。しからば、そばは、カレーライスのおかずなのか、カレーライスが蕎麦のおかずなのかという議論もあるではないか!
しかしここに、そんな東京人がぶっ飛ぶメニューをご紹介しよう。
たこ焼定食¥850なり!!
しかもこのたこ焼きは、いわゆる大阪のたこ焼きではなく、玉子焼きと呼ばれる明石、神戸を中心にメインとなっている「明石焼き」である。明石焼きとたこ焼きの違いは、たこ焼きはソースを塗り、青海苔をかけて食べるが、明石焼きは、出汁に浸して食べるのである。さらに、たこ焼きのように、表面がカリっとしているわけでもない。卵の柔らかさをいかして、フワフワのアツアツである。中には、瀬戸内海で取れた、明石の蛸が。
これと炊き込みご飯をセットにした「たこ焼き定食」
どうだ!ぶっとんだか!俺にも、この取り合わせは理解できんがのぉ~
