【映画】スター・トレック | なんのこっちゃホイ!

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夜、映画を見てきました。毎月1日は1000円の日です。


スター・トレックを観てきました。1970年代、僕らは胸躍らせて、このアメリカ産のSFドラマを見ていました。カーク船長はプレーボーイで、色々な惑星の色々な形の女性と恋していました。MR.スポックは論理的なバルカン星人です。ウルトラマンに出てきた「バルタン星人」とごっちゃになりましたが、あの耳が特徴的でした。カーク船長の出世の悲劇。スポックの母親は地球人で、それ故にいじめられた少年時代。そんな、第1シリーズの前を描いた映画でした。

懐かしいメンバーの若い頃が次々に描かれます。医者のマッコイとカークの出会い。そして、マッコイの機転でカークはエンタープライズに乗艦できるようになります。カークは、女好きで喧嘩っ早いとんでもない跳ね返りの青年時代を描かれています。ウルスーラも若いまま、通信担当士官として登場します。スコティーとの出会いは劇的です。チェコフは17歳のロシア人士官です。システムへの音声ログインで、英語の発音に困っています。カトーも登場します。カークと一緒に、バルカンの危機を救いに行きます。


スタートレックは、アメリカでは信じられないくらいに多くのファンがいます。そかも彼らは共通して、誰も皆、大変に熱心です。「シーズンXの大何話に出てきた、なんたら星人の女性とカークは、その後、シーズン?の第何話で再び出会い、肉体関係を結ぶ」といった具合に、未知の宇宙人との出会いなんかをよ~く知っています。日本のファンの比ではありません。シャーロック・ホームズのファンを、シャーロキアンと呼びますが、トレッカーズもたいしたものです。


その秘密はどこにあるのか、今回の映画を観て、なんとなく分かりました。

最後に、修理を終えたエンタープライズが、正式に艦長となったカークやその他士官と共に任務に就くシーンです。「宇宙、それは人類にとって最後のフロンティア。この物語は、未知の宇宙を切り開き、調査のために旅立ったエンタープライズ号の物語である」そうなのです。このドラマのメインのテーマは「フロンティア・スピリット」なのです。未知の空間、「宇宙」を、自分たちの手で切り開く、そのフロンティア・スピリットがアメリカ人の魂の揺さぶるのでしょう。


まぁ、何にしろ大変楽しい映画でした。昔のスポック(レナード・ニモイ)も登場しますよ!それも回想シーンなんかじゃありません!