リフレッシュデーだったので、会社の帰りに妻と、トム・クルーズを観てきた。
愛する祖国のために、絶対権力者である総統ヒットラーを暗殺し、クーデターを起こし、戦争を止めさせる。そのために立ち上がった軍人、政治家、事務官達。そして遂にヒットラーがいる会議室に爆弾を仕掛け、そしてその爆弾が爆発したのを確認した。いよいよだ。ワルキューレ作戦開始!! ベルリンを占拠しよう!! クーデターは後わずかで成功するかと思われたその時、予想もしない事態が起こる。
戦争を憎む軍人、しかし彼らの仕事は戦争だ。祖国を守る戦争なら命も捧げるが、総統ヒットラーへの忠誠のために、勝ち目のない戦争を繰り返し、毎日何十万の兵士が死んでいく。彼自身も右手、左の指二本、左目を失った。独裁者への反抗。その為に命をかける。農耕民族日本人にはできないかもな。
無能な世襲政治家の愚かな内輪もめを延々放送するマスコミ。職を失い、生活を失う国民の裏で巨額の企業献金がやりとりされ、何も悪いことはしていないと開き直る。クーデターが起こっても、不思議でない状態だが、クーデターの後が描けない国でもあるのだな。
