【読書】刑事コロンボ「ロンドンの傘」 | なんのこっちゃホイ!

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たくさん本を読んだものだ。

さて以前に紹介した「福家警部補の挨拶」以来、倒叙法の作品にグイグイ引かれていってしまった。そこで、代表的な倒叙法小説の刑事コロンボシリーズを読もうと、近所のBookOffへ。105円コーナー、今日はおまけで一冊90円だー!の日に5冊を購入。


まずはこれ。ロンドンの傘。

研修で、スコットランド・ヤードへ招待されたコロンボ警部。なにやらヒースロー空港到着から揉め事のようだ。「いや、かみさんのスーツケースがみつからないんですよ!」と、税関前をウロウロしているシーンから始まる。迎えのヤードの刑事は「え!これが、この人が優秀な刑事?」と疑いながらも、コロンボの失くしたスーツケースを必ず見つけ出すと約束、ようやく空港を後にする。


さて一方、ロンドンの劇場では、「マクベス」の舞台稽古が始まっていた。夫婦でマクベス夫妻を演じることになった俳優のニコラウスとその妻リリー。元舞台プロデューサーであり、彼らのスポンサーでもあるサー=ロジャー=ハビシャムを色仕掛けで説得し、公演のための資金を出させていた。しかし、そんな二人の企みをしったロジャーは怒り狂い、二度とロンドンの舞台には、立てないようにしてやると言い出す。これに驚いたニコラウスはロジャーともみ合いに。それを見たリリーが、手元にあったクリームの瓶を投げつけると、これが運悪くロジャーの頭に命中、ロジャーは床に崩れおちる。ロジャーが入ってきたのを見ものはいないと言っていた。そこで二人の工作が始まる。


さて、ここからコロンボ警部が登場である。一目犯罪現場を見たコロンボは、これは事故死ではないと感じる。例の調子でジワジワと二人を追い詰めていく。苦し紛れに、執事も殺害する二人。そして二人は、コロンボの仕掛けた罠に落ちていく。


いやぁ~、やっぱり面白い!推理小説は、やっぱりこれじゃ!社会小説もいいが、こういう単純でかつ、論理的な小説は、するすると頭に入るし、コロンボ役のピーター・フォークのイメージが強烈にあるから、読みながらもついつい彼が目に浮かんでしまう。


さてさて、1冊目を3時間で読み終えた。まだ、4冊もあるある!うふふふふ