麻生首相、ロフトを訪問 | なんのこっちゃホイ!

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hiyoyoのアメブロ日記


麻生首相が、渋谷のロフトを訪問した。主な目的は、ロフトが行っている、パート社員の社員登用制度について視察をするためとか。視察なのだから、民間企業であるロフトに対して教えを乞いに行くのだろう。それにしては、この態度はいかがなものか。ポケットの両手をつっこんで、偉そうな態度に見えませんか?この人なりに、親密さをアピールしたいのだと思うが、ロフトの説明している女性だって、忙しいのである。どっかの官僚や大臣みたいに暇なのではない。忙しい時間を割いて、説明してもらってるんだから、それなりの誠意ある態度、礼儀は必要ではないか。上からものを見下ろしているから、こういう失礼な態度が出る。よその国のエライ人が、民間を訪問している風景はよく報道されるが、こんな態度で説明聞いている元首なんて、みたことないぞ。


このロフト訪問について、昨夜のニュースショーで古館が言っていた。「もう、こういうポーズはうんざりなんです。そんなことじゃないんですよ、国民が困っている事は!」これもおかしなコメントだ。民間に教えを乞うのはいいことだ。もちろんポーズかもしれないが、それは政治家なんだから、計算もあるだろう。これがダメなら、小沢の全国行脚はどうなるんだ。一時の感傷や感情で、全てを否定する、そういう浅はかなメディアに、僕はうんざりなんですよ、古館さん!プロレス中継に戻りなさい。あなたにニュースは無理です。


その後、官邸に戻った麻生さんは、日経連の上層部を呼びつけて、雇用の確保と賃金の上昇を依頼したとのこと。これに対して、御手洗さんは「雇用も賃金も市場あってのこと。市場景気を向上させる行政を期待」と回答していた。その通りである!これもまた、上からものを見る麻生さんならではの愚策である。雇用確保と賃金上昇のために、政府は何をすればよいかと意見を聞くならともかく、「こうしなさい!」とは何事でしょうか。これには頭にきました。誰だって、喜んでクビにしているのではない。喜んで、賃金を据え置いているのではない。少なくとも、日経連の代表者が所属する、あるいはしていた企業は世界的な大企業だ。中小企業のワンマン経営者が自分の都合で解雇しているのとは、訳が違う。


もう、いいかげんに党利党略のための攻撃合戦はやめて、超党派的な解決策を、まじめに議論して実践せねば、この国はまもなく、えらいことになりますぞ。もう、ウンザリなんです。子供の喧嘩みたいな議論は!