9月21日(日)インド七日目 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。



午前中は部下のドロちゃんと内線電話で話しながら、懸命の資料作りに励む。帰国後すぐにトップへの発表会があるので、焦るあせる。


午後は、「せっかくデリーにきたんだから」ということで、街へ出る事に。本当はアグラへ行ってタージマハール宮を見学したかったのだが、デリーからなら1日かかるということで、今回は断念した。


ホテルの前から、こんな感じの「オートリキシャ」という簡易タクシーに乗り込む。運転手に「コンノート広場へ行ってくれ」というと、飯は食ったかとか、色々言うので、メシは食ってないというと、「手ごろで旨い場所を知っているからそこへいってメシを食え。その後、コンノート広場へ連れて行ってやる。俺の友達がやっているお土産屋にも行ってくれ。そしてホテルへ帰って100ルピーでいい」という。100ルピーは約250円だからかなり安い。OK!と即座に交渉成立。




まずはインド門へ。ここは言ってみれば凱旋門であるらしい。

写真撮影の後、どこか分からない、小さな広場に連れて行かれた。そこで、驚くべきものを見た。




蛇使いのおじさんだ。部下のドロちゃんは、蛇が大嫌いなのに、「ここへ座って、蛇に触れ」という。僕は、蛇よりもこのあと法外な料金を請求されるのではないかと心配だった。

そしておじさんの前のカゴから、遂に姿を現したのは・・・・






蛇の王様、キングコブラである。すごく頭が小さくて、獰猛そうな目をしている。後ろから見ると、まるで笑顔にでも見えるような柄がついている。これが突然、鎌首をもたげるのだ。1Mくらいは驚いて引いてしまった。その後、予想通りドロちゃんは、おじさんとその手下との料金交渉に忙しくなった。


さて、何を食べようか。広場には色々なレストランがある。




これだけはやめたい、「ICHIBAN」レストラン。その下に書いてあるのが、Chinese, Korean and Japanese。名前はイチバンだけど、日本食は最後かよ!ちょっと興味はあったが、やめた。


結局、チキンハウスというインドレストランへ。





レストランの中は案外清潔で空いていて、外人しかいないかんじ。多分、インダスの方からやってきた団体さん、欧米人と思われる金髪の団体、そして僕達。時間が少し遅いので、こんなもんだろう。




そして食べたのは、タンドリー・チキンとチキンカレー。これが辛すぎず、非常に美味しい。食事中に停電するなどの不便はあるものの、結構満足した。だが!高い!ビールは飲まずになんと!二人で4千円でした。ぼったくり。




ヒンズーのお寺を見学し、コンノート広場へ。コンノート広場は円形の広場で、そこにお店がずらりと並ぶ。中心の広場から通路が3つ、外周へ向かって繋がっている。つまり、円が3重になっているという意味。結構たくさんのお店があって賑わっている。オートリキシャの運転手いわく、「今日は日曜、全部休み。とっても治安が悪い、危険。もうこんな所にいないで、おれの友達のお土産屋へ行こう」そうとう、土産屋のコミッションを期待しているようだ。「とにかく見学がしたいから」と運転手をなだめて、30分で戻ると約束。広場へ入っていった。ところが、広場のお店は銀行以外全部開いている。嘘つき運転手め!ブラブラ見て歩き、お目当ての電気屋街へ。





その街は地下にあり、小さな電気商がごちゃまんと集まっている。人も多い。どこが「日曜日は休み」じゃ!そこで、なんと64GBのUSBを発見!すごい!交渉したら、一つ3000円だというので、友人の分も含めて2つ買った。後にこれが悲劇を招くともしらずに・・・・・


オートリキシャの運転手のところへ戻ると、どこへ行ってしまったのかいない。時計を見ると、あれか1時間経っている。これはきっと、諦めて行ってしまったのだろう。きっと「くそ!あのいまましい日本人め!」等と口汚く罵っているんだろうが、「いまいましい日本人」は、申し訳ない、申し訳ないと、乞食にまとわりつかれながら、一生懸命運転手を探したのだぞ! つまり、お金を払ってないので、ここまでタダで来た事になる。まるでインド人のような所業ではないか!


さて夕方も迫ってきたので、別のリキシャを捕まえてホテルへ。



ホテルの窓から、夕焼けがみえた。