祝日を2日も犠牲にしてやってきたインドでのミッションも、いよいよ最終日を迎えた。昨日と一昨日に何があったかは、もう面倒なので書きません。悪しからず。そして、今日一日に何があったかも、鬱陶しいので書きません。じゃ、一体なんなんだよ、このブログってことになりますが、まぁ、もういいです!だって、書いているのが10月12日ですから、もう忘れちゃったんですよ。詳細は・・・・
で、とにかく最終日なので、今回の旅行で一度も食べていないものを夕食に選択した。そう!日本食である。現地人部長に「日本食食べたい」というと、「クレージーだ!」といいながら案内してくれたのが、こんな場所である。
こんなにほこりまみれで、汚い通りに日本食レストランがあるのかと、部下のドロちゃんといぶかりながら部長さんについていくと、ありました。汚いビルの2Fです。名前は・・・・え~と・・・・ 確か、京都か東京かどちらかだったようなぁ・・・・
そこで出された日本食の数々です。ウェイトレスは、一人が日本人女性、後は全部現地人。シェフは日本で学んだというパキスタン人ということでした。パキスタン人なんて、インドにいるんだと驚いた。だって、国境はさんで殺し合いしているイメージだったからなぁ。
ドロちゃんが頼んだ、ニラ炒め。見た目はひどいもんだが、味もひどい。
自家製だという触れ込みの豆腐。確かにしっかりと大豆の味がした。まぁ、まずい豆腐ってのは、よっぽどでなければ出てこないので、これはこんなものですかね。
そして、締めには鍋焼きうどん。これが唯一、日本食として「出汁」にこだわる食べ物だ。さ~て、お味はどうかなぁ~と、恐々レンゲを近づけて出しをすすってみると・・・・・
出汁の元の味がした。
だから、まずくはなかった。
やっぱりこんなもんなんだな~とがっかり。それはインド人に案内を頼んだせいだと思った。日本人スタッフに尋ねていたら、きっともっとまともな店にいけたんだろうなぁ~と。お値段、痛烈に高く、参った。
しかし、ここで働いているおねえさん、29歳でインドに留学してヒンドー語を勉強しているとか。インドって国は、はまるともう、とてつもなく日本人を魅了するようで、この手の話をよく聞く。当社のシンガポール駐在の女性社員も、インド人と結婚してしまい、みんなを大いに失望させた。何がそんなにいいのか、僕には理解不能だ。
その後、深夜の便に乗るので、空港へ。
エアーインディアのラウンジはこんなに美しく清潔なのに・・・・・
シンガポール航空、全日空のスターアライアンスラウンジは、こんなに汚くて不潔!どうなっとんねん!!!
このラウンジであった、若い日本人商社マンと会話する機会があった。彼は、いすゞの工場に機械を納めている商社マンで、6ヶ月滞在したら、1週間日本に帰るという生活をしているらしい。やはり、インドの事業は現地に張り付いてやらないとダメだと。遠隔操作では、思いが伝わらないし、まずインド人は指示したとおりにはやらないから、いつも見張ってないとダメ。騙されるなんてのは序の口で、お客の信頼を損なってはおしまいなので、インド人には任せず、信用せずやるのがコツらしい。
また彼によると、デリーには日本食レストランは3軒しかなく、僕らが食べたお店が1軒、その姉妹店「東京」が一軒。後は、日航ホテルに超高級なレストランがあるらしく、それが一軒。以上!ってことらしい。最もまともなのは、日航ホテルだが、東京で食べる3倍の値段で、東京と同じものが食べられるらしい。
張り付いて仕事する話と、日本食がないという話は、ドロちゃんを大いに怯えさせ、落ち込ませたようだ。