お部屋はこんか感じで一見豪華。ところが、鍵が開かないのだなぁ、この部屋の。チェックインすませて部屋にいったら、カードキーが開かない。仕方ないからロビーに下りていく。フロントで鍵が開かないというと、新しい鍵をくれた。また5階まで上がってやってみるが、やっぱり開かない。そうこうしている内に、ベルボーイが荷物を持ってきた。「鍵が開かないんだ」というと、「じゃ、マスターキーを使いましょう。新しい鍵を持ってきます」というので、チップを大目に150円分あげた。すぐに鍵を持ってきたので、とりあえずぐったり疲れた身体をベッドに横たえて眠る。
朝から、全員が集合して、作戦会議。とにかく代理店を怒らせないようにしようということに。どんなに腹がたっても、あくまで友好的な姿勢を崩さないと確認して、解散。
プネから一社、代理店候補がやってきたので、ホテルで会議。典型的なインドのおじさんが社長だと名乗り会社の説明を始めた。ちょっと眉唾かなと思ったが、内容的には非常に興味のある内容だったので、メモ等取りながら聞く。「じゃ、僕達がプネまで訪ねていくから、事業計画を説明してください」ということで、今日は解散。
その後、もう30年近くも事業を預けてきた代理店を訪問。ここの社長が少々難儀なやつなので、一同緊張しながら会議に臨む。しかし、意に反して穏やかな対応。もっと四の五のと文句をいうと思っていたのだが、案外簡単に合意にいたり、ちょっと肩透かし。
代理店のご招待で、何故か中華料理を食べにいった。インド風に姿を変えた中華料理が次々に出てくるが、写真を撮るほどの感動もなく、とにかく腹に収める。とはいえ、極東から来た日本人に対して、日本食ならともかく何故中華料理を食わせるのか、大いに疑問。インド料理の方が、はるかによかったように思うがなぁ。
つまらん食事を食って、ホテルへ帰る。ホテルは厳戒態勢で、身体検査を受けないと入れない。デリーで発生したイスラム系のテロの影響のようだ。厳しい検査は結構なことだ。文句なんか、いう筋合いではないが、何故か大いに文句を言っているインド人が多いのに驚いた。「俺が信用できないのか!」ということのようだが、誰も信用しないのが、警備の原則だろう。
部屋へ行ったら、また鍵が開かない。頭にきたので、フロントへ。「何故3万円もするホテルの部屋の鍵が開かないのか。一度ならともかく、これは3枚目の鍵だぞ!なんで開かないのだ!いいかげんにしろ!部屋を変えろ!」と大いにごねたら、マネージャーが来て、部屋へ一緒にくるという。おお!行こうじゃないか!と二人で部屋へ。やっぱり鍵は開かない。マスターキーで開けてくれたが、即刻部屋を変えろといったが、明日必ず修理するというので、4枚目の鍵をもらって就寝。