今日は敬老の日で祝日なのに、今日からインドへ出張だ。親会社のインド会社との販売統合を実現させるにあたり、うるさそうな代理店へ説明に行って黙らせるという作戦だ。東京から3名、シンガポールから3名、マレーシアから1名という大挙で攻めようというわけだ。
成田からシンガポール航空でシンガポールへ向かう。そのフライトは、例のA380(エアバス380型)で、470人が乗れるという巨大な飛行機である。最新鋭の飛行機なので、是非乗ってみたくて、あえてシンガポール経由を選択した。見るからにでかいが、なにやら不恰好でもありますなぁ~
座席は1階席のエコノミーです。このように配列が3-5-3になっており、やっぱり大きな飛行機なんだと実感します。この飛行機の2階席はファーストクラスの個室になっているそうで、見る事は出来なかったが、ベッドがしつらえてある完全な個室だという話。ビジネスクラスは1階の前方にあるが、それはそれは豪華なシートで、さすがに世界1といわれるシンガポール航空らしい座席だ。1席1席が個別になっているから、隣とは完全に仕切られて、プライバシーが守られている。一度はそんな席に座ってみたいものだなぁ~
こんな感じの機内食を食べて、映画をみながら7時間のフライトです。映画は豪華でした。インディージョーンズの新作あり、日本では未公開の「アイアンマン」を見た。結構面白いけど、やっぱりマンガだね。それから、観たいと思いながら観られなかった「カンフー・パンダ」もやっていたので、嬉しくて嬉しくて、仕事しないといけないのに、完全に映画三昧のフライトをエンジョイしました。
シンガポールで2時間半の乗り継ぎ時間があり、そこから更にムンバイ(ボンベー)へ5時間のフライトだ。いい加減、うんざりしてたのだが、何と!このフライトでも同じ映画のシステムが搭載されていて、日本の映画を日本語で観られる。いかんいかん!仕事じゃ仕事!と思いながらも「僕の彼女はサイボーグ」と「相棒」を見てしまいました。綾瀬はるかは、本当に素敵です。
ボンベイに着いたら雨でした。時間は23時です。時差が3時間半あるので、もう日本は2時半ということになります。それから、大混雑のムンバイ空港を抜けていきます。きったない空港です。ようやく外へ出ると、大雨が降っていました。ものすごい数のピックアップマンの中から、自分の名前を探しますが、みつかりません。仕方なく、Hyattと書かれた看板持っているお兄ちゃんに、「お前、Hyattの人?」と聞くと、「お前の名前は?」というので名乗ると、リストを見ながら「ついてこい」といいます。不安です。怖いです。何かされないか、心配です。ちょっとびびりながら、3人の日本人はものすごい人で混雑した所を、必死ですり抜けます。もう、そこらじゅうから汗の臭いと、強烈な腋臭の臭いが漂っています。吐きそうです。
看板のおにいちゃんが、ここで待てというところで、待っていました。
インドの典型的なシーンです。車の天井に、荷物をガンガン積み上げています。ようやく僕らの車が来ました。それからまたしても、大混雑する空港内の道を、クラクションをこれでもかと鳴らし、隙あらば、一歩でも先へ出ようという攻撃的な運転で、混雑に輪をかけています。
何だかんだでホテルに着いたのは、午前1時前でした。
その後、悲劇が僕を襲いますが、これはまた明日。



