全くこの国のリーダーはどうなっているのだろうか。前首相といい、この首相といい、どうしてこうも簡単に、国のリーダーシップを投げ出すことができるのだろうか!
会社で新製品の価格検討を行い、残業の末に帰宅。すると当然のニュースで、9時半から福田首相の緊急記者会見があるという。どうやら辞意を表明するらしいとのこと。なに!最初に感じたのは、驚きでもなく、激しい怒りだった。これで二人目である。前任の首相は、「体調が思わしくなく、もうこれ以上は激務に耐えられない」と泣きそうになりながら、政権を投げ出した。このオッサンは、「参議院を民主党に取られて、どうしても思うようにできなかった。何から何まで時間がかかって、本当に民主党の妨害には参った。だから辞めちゃいます」と言っている。どちらの首相も言ってることは、小学生並みである。
そもそも、何故日本の首相は国民のリーダーシップを取れないのか。それは、政党政治に偏った見識のなさと、永田町村で通じる独特の常識を、いつまでも貫いている鈍感さにある。これまでの首相にしても、官房長官にしても、はたまた民主党の選挙屋「小沢」にしても、国民に向かって真剣に「日本の国益を守り、将来の日本、未来の日本を発展させるために、何が何でもこの政策が必要だ。国民は、私に賛同し、ついてきて欲しい!」というような演説をしたことがあるだろうか。アメリカ大統領のように、反対派までもが、涙を浮かべるような、真剣なスピーチをしたことがあるだろうか。所詮は身内の損得だけ。特に小沢なんてのは、どう考えても「バカ」としか思えないし、その取り巻き達も皆バカだ。民主党や野党の仕事は与党や自民党を潰すことと思っている。全くのバカである。そうではない。自民党が何と言おうが、与党がどうしようが、国民が指示する政策を掲げて、日本の未来、日本の国益のために、真剣なスピーチをすればいい。
全ての政治家先生よ!敵は己の中にあることを、真摯に反省せよ!
マスコミも頭に来る。支持率の低下をあげつらい、ポーカー・フェースだ(まぁ、このオッサンはそうだが)の、何を考えているのか分からないだの、好き勝手にバッシングしておいて、今にも辞めろ、そら辞めろ、まだ辞めないと煽るだけ煽っておいて、辞めますと言ったらとたんに「何故辞める!無責任だ!」とはどういうことか。無責任なのは、マスコミ自身ではないのか。
全てのマスコミよ!どうどうと、政治の誤りを個人攻撃に留まらず、具体的な代替案まで添えて、正しくペンと紙を使って述べてみよ!お前らの「社説」はそのためにあるのではないのか!いいかげん、ゴシップに飽き飽きとしてきたぞ!
まったく、どいつもこいつも、碌なモンじゃない。
本当に、日本の未来は大丈夫か。
ところで、次ってもしかして、秋葉原のアニメオタクじゃないだろうねぇ?