9月4日(木)上海出張 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

羽田発NH1281便にて、上海へ出発。飛行機は10時30分発なので、自宅を7時45分に出た。たまプラーザから羽田行きのバスに乗る。このバスはいつも混んでいて、今日も満席で補助席まで使っていた。羽田空港での搭乗も慣れたもので、1時間前の到着でも何の問題も無く間に合う。国際線用のスロットが2本しかないので、同じ時間に発着する飛行機が少ない。そのため、イミグレーションも空いているというのが理由か。E-チェックインで事前に座席指定をしておくと、機械にANAカードをかざして、パスポートを読み取らせるとボーディングパスが出てくるから、チェックインで並ぶ必要もない。自宅からも近いから本当に楽チンである。


往路はビジネスクラスにアップグレードされていた。元ちゃん、いつもありがとう!久しぶりの出張である。機内では、映画が最新に変わっていて、インディー・ジョーンズとセックス・アンド・ザ・シティーをやっていた。インディーは既に劇場で観たのだが、SATCはどうもしょうに合わないので、インディーをみた。しかし、いつも思うのだが、あの「機長の挨拶」ってやつは、本当に必要か?飛行機に乗る事自体が貴重な体験で、国民のだれしもがまだ「憧れのハワイ航路」であった時代なら、「ただ今高度12000メートルを順調に飛行中です。現在は名古屋の上空、まもなく大阪上空から四国をかすりまして、九州上空から一路上海を目指します。航路上の天候は概ね良好との予報ですが、ふいの揺れに備えて、シートベルトはお締めください」なんてのも「へぇ~!名古屋だって!へぇ~」ってなもんで、窓に乗客が殺到するかもしれないが、今の時代は、誰でも飛行機に簡単に乗るし、海外旅行だって別に珍しいことでもないだろう。この機長の挨拶のたびに、せっかくの映画や音楽が妨げられる。近距離航路のPA(客室放送)は極力少なくするべきだ。日本語のおきまりのセリフに下手糞な英語、更に中国語と3ヶ国語で同じことを繰り返している。ならば、前方のスクリーンかなんかに、映しておいて、前のスクリーンを見てくれと言えばいいじゃないか!


上海はうす曇で、気温は27度。気持ちのいい温度。社長の運転手が空港まで向かえにきてくれていたので、いつもの喧騒の中でタクシーを待たなくて良かったのは助かった。ホテルはいつもの老錦江飯店。チェックインをすませて、インターネット接続を確認。軽くシャワーで旅の埃を落として、K2というソフト・フォーンのソフトを起動して、東京と電話で打ち合わせ。


今回の出張のメインであるいくつかのイシューについて、数字的側面を頭に入れたかったのと、詳細なBPを作成するためのGP算出にどうしても費用が必要だったので、その数字の集め方等を打ち合わせ。

夕方、東京も静かになったので、まずはマッサージへ。田舎から来た小姐が、片言の英語と中国語で色々と話しかけてくる。実にウザイ!静かにして欲しいと思い、答えず放っておいたが、飽きることなく話続けている。どうやら、好きな食べ物について話しているようだ。自分は日本食が好きだが、生の魚は大嫌い。だけど、ケンタッキー・フライド・チキンは好きだと言っている。でも、KFCは日本食じゃないよというと、ものすごい驚いていた。その驚きように、僕はもっと驚いた。どうしても食べたい。連れて行ってくれというので、悪いが俺はKFCは嫌いだから、これで食って来いと20元(300円)をあげた。


ふらふらと通りを歩いて、メシ場を探す。日本食やもちらちらあるが、どうも面倒だ。酒を飲むような気分でもないし、まだ少し仕事も残っている。そこで、24時間オープンの中華料理屋に入り「外帯(持ち帰り)できますか?」と聞くとできるというので、上海焼そば、レタスの炒め物、豚の丸焼きの3品を持って帰り、部屋でNHKを見ながら、ビールを飲んで、静かに食べた。もう、どこへもでかける気分になれず、そのまま少し早いが、睡眠薬を飲んで眠ることにした。