8月30日(土)20世紀少年 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。



映画、20世紀少年の初日にレートショーで観にいった。妻が前もって切符を手に入れてくれていたおかげで、家族全員でエグゼクティブ・シートで鑑賞とあいなった。素晴らしい!


かなり期待していた。というよりは、この映画が観たくて原作を全部買いましたって感じ。で、子供時代の主人公を演じている子供達が秀逸だと思う。ちょうど僕の小学生時代と時代的に重なっているので、堤幸彦監督が描く昭和中ごろの街や風景がとっても懐かしくて、そこを汗にまみれて半ズボン、ランニングシャツで走り抜けている主人公達がとってもほほえましい。


空地の原っぱに草を繋いで作った「秘密基地」。そう!そんなの作った。僕の時には、公園や空地にスーパーから拾ってきた段ボール箱を繋いだり切ったりしながら組み立てて、基地にしていた。中には2~3人しか入れないから、見張り役とか、防衛隊とかを組織して、空地そのものを守っていた。


そんな少年達が空想の中で作った「よげんの書」。そこに書かれた内容が、20年後になって何者かの手によって、現実のものとなりつつある。このままでは、自分達が空想で作ったお話の通り、世界は破滅してしまう。そこで、あの時「秘密基地」に集まり、空想にふけった仲間達9人が集まり、世界を救うために立ち上がる。

原作を読んでいたので、お話にはついていけたが、読んでない人はどうでしょうか・・・

話の転換のテンポが速いし、現代と過去が何度も交錯しながら進んで行くお話しに、ついていけたでしょうか。登場人物も多いし、それぞれが「誰がともだち?」という猜疑心と信頼の微妙な関係にあるので、なかなかポジションを理解しにくかったのではないでしょうか。


映画を観終わってから、再び原作の漫画を手にしてみた。多分7巻か8巻までが今回映画化されていると思う。こ

の後は、まだ登場人物は年を取り、いよいよ未来の話になる。2000年12月31日(血の大晦日)を切り抜けた人類は、新たな恐怖を迎えることになる。


「新・予言の書」


全3部作の映画の第2章は、1月31日公開とのことだ。楽しみで待ちきれない!