【映画】神様のパズル | なんのこっちゃホイ!

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神様のパズルを観にいった。

アメリカで生まれた天才少女、穂瑞沙羅華(ホズミ・サラカ)。彼女に父親はいない。天才を求めた母親が、試験管の中で受精させた、試験管ベイビーだからだ。望みどおり、彼女は物理学の天才として飛び級で大学へ進学、世界で始めて建造されるなんちゃら加速器の設計までやってしまう。


一方、落ちこぼれのロック歌手というか、とにかく半端な男、綿貫は、双子の弟に頼まれて、弟の大学ゼミに代返として出席。そこで物理ゼミの教授から、不登校の穂瑞をゼミに呼んでくるように申し付かる。いそいそと出かけた綿貫の前に現れたの、ジャージ姿の女の子。彼女をゼミに誘うために、あれやこれやと話しかけるが、ゼミの課題発表に自分自身も出席すると言った瞬間、穂瑞は「それは面白そう」と、翌日ゼミにやってきた。


ゼミの研究テーマを発表することになったがら、もともと半端な綿貫(兄)に、物理学等分かるはずがない。つい口をついて出たのは「宇宙を作ること」だった。驚いたことに、穂瑞はこれに興味を示し、二人で研究することに・・・


監督の三池祟司のおふざけが過ぎる。

おそらく、原作はちゃんとしたSFとして成立しているのであろうと思われる内容なんだが、それを料理する監督のおふざけが過ぎて、しらけてしまっている。ストーリーと全く無関係なロックバカのエアーギターだとか、ありえない最後の「喜びの歌」。主演の市原隼人を見せないといけないとか、そういう契約があるのかもしれないが、いちいちウケ狙いがことごとく滑っていて、みていてアホ臭く、いい加減にしてくれって雰囲気。それさえなければ、結構いい映画になったと思うのだが、全く残念である。


とにかく谷村美月ちゃんの、胸の谷間をしっかり楽しんで頂きたい映画である。


PS:今日は映画1000円の日で良かった。それならあきらめもつくってもんです。

観たいといっていた長男君、もう一度、考え直した方がいいと思うよ。お小遣い、少ないでしょ?


評価:★☆☆☆☆