形から入るということ | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。



「形から入る」ということがあるそうだ。

例えば、ギターを勉強したいとする。その場合、「形から入る」人は、結構高いギターを買ってしまう。そうすると、何が何でもギターをマスターしなければと、自分にプレッシャーをかけることになり、励みになると。

一方、「形なんか関係ない、実質だよ」という人もいる。こういう人は、「いつ嫌になっても後悔しない」ように、そこそこのギターを買ってしまう。ある程度、できるようになったら、高級なものが欲しくなるのは、人間の性だ。

さて、事業の場合はどうなんだろう。

まずはフォーメーションを決める。そのフォーメーションがベストの解かどうか、何の検証もないけれど、全体がそうなっているから、そうするんだと。つまりは、「形から入る」と。しかし、事業はギターの練習とは違うのではないだろうか。形から入って、フォーメーションをそうしたから、フォーメーションに組み込まれた人たちは、そうなるように努力するかといえば、するかもしれないが、そのフォーメーションが事業の最大化にとって、効果的かどうかの検証は最低必要であるはずだ。


最近、そういう問題に頭を悩ませている。

親会社と子会社の関係があって、親会社が表面に出なければいけない(何故かは誰も知らない)。とりあえずそうしておいて、子会社は親会社の事業が最大化できるように、あらゆる努力を払えと。しかし、子会社が前面に出ている方が、よっぽど費用も安くて済むし、商売の流れもすっきりする。どう考えてもそうする方がいいと思うのだが、形にこだわる。それは多分、「エゴ」なんじゃないかなぁと思う。「エゴ」は事業を救えるか?子会社が親会社の方針に抵抗するのも「エゴ」かもしれない。そのまんまが良いんだということも検証されていない。やっぱ「エゴ」なんだろうなぁ~ 第一、そんな考え方は事業になってないと思うんだがなぁ~