今日は1日で、映画館が1000円の日だ。
何もすることがなかったので、映画でも観ようと出かけた。
とりあえず、「ランボー 最後の戦場」を購入して鑑賞。
スタローン本人がTVで言っていたが、ミャンマーの軍事政権における悲惨な殺戮や内戦をシリアスに描きたかったということで、死体描写が多く入ったためR-15に指定されてしまったようだ。
確かに、ランボーの魅力は肉体を屈指した、敵との戦闘にあるが、今回の戦闘シーンはすさまじい。CGを駆使して、爆弾が弾ければ、人間の身体がバラバラに弾けたり、手や足が飛び散る。虐殺のシーンはすさまじく、その遺体が放置されて、それをランボー一味が発見するシーンは、本当に胸が悪くなりそうだった。
愛の力で、宗教の力で、何かを変えることができると信じて、ミャンマーの村へ入っていくボランティアの人たち。「何かを変えることができるはずよ。手を貸して」とランボーに頼むボランティアに対して、「何も変えられない。何も変わらない。あきらめるんだ。家に帰れ」と答えるランボー。果たして、ミャンマーの山奥の村で何があったのか。捕虜になったボランティアを、ランボーと傭兵部隊は救い出すことができるのか。
「Live for nothing, or die for something. Your call」 何もしないで生きるか、何かのために死ぬか。お前が決めろと。ランボーのセリフだ。ボランティア救出のために、アメリカ政府に秘密裏に雇われた傭兵達をミャンマーへ連れて行くランボー。傭兵のリーダーに、「お前は足手まといだから、船に残れ」といわれる。「邪魔はしない。連れて行って欲しい」と懇願するランボー。そして虐殺のフィールドでまたもや繰り広げられるミャンマー陸軍兵士による、住人への人間狩のシーン。ゲームのように人を殺して喜ぶ軍人を、ランボーは弓矢だけで全滅させる。「お前は何者だ!」驚く傭兵達。そして、こんな狂気はもうごめんだ。捜索なんかやめて帰ろうといいだす傭兵達。その時、ランボーが弓矢を構えて、傭兵リーダーの頭に突きつけてつぶやくセリフだ。こんな極限状況で、ボランティアのセンチメンタリズムを戒めたランボーが、何故ここでこんなセンチなセリフを吐くのか。それは、スタローンがちょっとお馬鹿さんだからかな?
すさまじい戦闘シーンの連続で、ちょっと驚くし、胸が悪くなるかも。でも、確かに最後のランボーらしい、激しい戦闘シーンであった。更に、ランボーはついに戦場を去ることに。ラストはちょっと寂しいかな・・・・
今日、二本目の映画。
妻が観たいと言っていた映画、「僕の彼女はサイボーグ」を、妻が仕事を終えてからレイト・ショーで観ることにした。エグゼクティブ・シートへのアップグレードも首尾よくゲット。8:50 の開演まで、青葉台で時間を潰すことに。
映画そのものは、もう、「綾瀬はるかが可愛いでしょう!どうですか、皆さん!ほら!観てください!綾瀬はるかです。可愛いでしょー!」がテーマなラブストーリーであった。
65年後の未来の自分が作り出したサイボーグが、2008年にタイムマシーンで送り込まれてきた。未来の自分は、2008年に起こった拳銃乱射騒ぎという不幸な事故で身体が不自由になってしまっている。しかし、Lottoが当たりお金は持っている。そして彼は、全財産を投じて、一台のサイボーグを作った。過去の悲惨な事故から、自分自身を守るために。歴史を操作しても、歴史の流れは強く、いつかどこかで帳尻を合わせようとする。一つの事故を未然に防いでも、次から次へと不幸が襲うかもしれなし。そんな時にための、ボディーガードが、このサイボーグだ。そして彼女は、2008年の過去へ送り込まれた。
ストーリーは、ターミネータみたいなもの。未来からサイボーグがやってきて、現代の主人公を守る。ただ、時代をするどく表現しているのは、守られる男が、どこかなよっとしていて、頼もしくない。なんだか、ウジウジしているし、女に甘えていたいというようなタイプの男。それを女のサイボーグが守るってあたりは、現代の世相を現しているねぇ。逆じゃねぇか!と思うが、今では女が強くて、男が弱い。女が男を守る時代なんだそうだ。
それにしても、綾瀬はるかは可愛い。本当の性格は、きっときつい女なんだろうと思うが、アップにしても、引いても、可愛い。ポッチャリした厚めの唇に、アーモンドみたいな目。唇を横に引いて笑ったら、ファンにはもう、たまらないんでしょうねぇ!!! 僕も今日は、本当に可愛いなぁと思いましたよ。
「鹿男あをによし」で初めて彼女をじっくりと見た。役柄が、ポワーっとした女教師の役で、完全に勘違い女であったので、どうも彼女のイメージがそういう風に僕の中でできてしまっていたけど(天然女と)、今日のサイボーグは格好いいよね。ああいう、キリリとした目もできるんだと思った。
スタイルも抜群。エバンゲリオンみたいなスーツを着て登場するんだけど、お腹は全く出てないし、オッパイはしっかりバーンと張って、本当にスタイルいいんだなぁと。
売れに売れているようで、映画の前の予告編二つに出演、主演している。「ザ・マジックアワー」にも彼女が出演していて、これは来週始まるらしい。その次の映画は8月に「座頭市」で、市の役をやるらしい。これも全くイメージの違う役だなぁ。ナンにでも挑戦している雰囲気だ。しっかり儲けてもいるだろうし、儲かる間にガッポリ行きましょうって感じで、出演、主演しまくっている感じ。まだまだ、綾瀬はるかの進撃は止まらないのだろうか。