社長がアジアへ出張するというので、直接電話をかけてきた。大抵の社員は秘書室から電話があり、社長からだと取り次がれたら、かなりビビルであろう。俺もだ。
来月の某日にタイの工場へ視察にいくが、その前にシンガポールかマレーシアへ寄りたいが、どっちがいいかとのお問い合わせであった。しかし日程的には3日しかなく、かなり厳しい。この日程で工場を見学して、更に工場のトップとゴルフをするとなると、シンガポールやマレーシアへ行っても、特に何もできないであろうとは思うが、念のため、欧州出張中のボスに相談。「社長はシンガポールに行ったことがないと行ってたから、そっちで考えろ」との指示が来たので旅程を作成。そうすると、工場見学は土曜日になり、その後ゴルフ。そして日曜日に帰国ということになる。
ところが通常は土曜日操業している工場だが、この日はタイ国選挙の前日ということで、政府から休めの指示がある日だとのことで、このままでは工場見学ができないことに。
そこで別の旅程を考えて提案しておいた。旅行代理店じゃないぞと言いたい仕事だったが、OAGなんぞ引いてしまって、昔を思い出して、楽しかった。
午後には、親会社の東京海外との統合について、GRM(部長)以上が集まり説明会と検討会が行われた。
意見は色々百花繚乱ではあるものの、本部としてあいまいな部分が多すぎて、結論に至らない。
まず、新生海外営業事業部は何をやる事業部なのか。具体的な役割や業務内容が明確でないから、部長たちもイメージが湧かず、そこに親会社の誰が来るといわれても、その誰を知らなかったりで、どういうことなのか理解できない。形にこだわり過ぎて、大切なこと、つまり「統合の意義と目的」が明確になっていない。これが明確でなければ組織は作れない。ウダウダと議論しておしまいになった。
その後、JDと僕で、アジアのフォーメーションについて意見交換。やはりマレーシアに日本人が社長一人というのは厳しいから、主任クラスを出向で送り込むことに。しかしその後釜は誰がくるのか。中国の統合はどうするのか。タイや台湾の統合後の悲惨な状態を見ると、急いで統合しても双方に意味があるとは思えない。新たな拠点統合の前に、まずタイと台湾を統合効果と呼べるとこまで持ち上げることが優先ではないか。それに必要な人員と最適な人材は?
そんな議論をして、今日は定時で買える。
中央林間のジムへ久しぶりに入る。
時間がないので、今日は有酸素運動のみにしようとミルに乗る。ランをゆっくりから8kmへそして初めての速度である9kmに挑戦。これで30分走る。約4.5kmだ。リクライニング(傾斜)をつけなかったので、比較的楽に走れた。その後、スローダウンもかねて5.8kmでウォーキングを20分。消費カロリーは360kとなったところで終わる。念入りにストレッチをやって、血圧を測ると、最適血圧まで下がっていた。
風呂に入って、妻に電話したら、風邪でダウンとのこと。駅前の中華料理屋でチャーハンをお持ち帰りにしてもらって、内でビール飲みながら、ザーサイと一緒に食した。
眠くなったのでバタン。前日2日間の酒が祟っているのかな。