10月31日(水)マレーシアへ | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

マレーシア子会社の株主総会出席のため、マレーシアへ出張。前日酒を飲んでしまったので、非常なる苦痛に耐えながら午前4時に起床。一泊分の荷物を詰めて、フラフラしながら5:12発の始発電車でたまプラーザ駅へ。そこからバスに乗り換えて羽田空港到着6:40。


ギリギリかと思ったが、かなり余裕でカウンターでボーディング・カードをもらう。7:30発関空行きは、予定通りに羽田を飛び立った。羽田空港は首都空港としては立派で、色々とエンターテイメントもあって、楽しい空港なんだが、ここの「うどん」の不味さだけは我慢ならない。搭乗口13番ゲート隣りにあるセルフの店。以前も確かここで食べてひどいめにあったのに、今回もそれをすっかり忘れて食べてしまった。くそ!


機内は国際線用のStar Alliance機材。ビジネスくらすも2-1-2の配置で、多くは中国線を飛んでる機材だ。

首尾よく通路側の座席を確保。全日空のスープが美味しいので、楽しみにしていたのだが、ふとした拍子に眠り込んでしまったようで、目が覚めたのは関空着陸の時だった。失敗したぜ!


関空国内線到着ロビーからお店を見て回った。色々とお店が入っていて、ここも楽しいが、基本的には食べ物屋さんばかり。国際線出発ロビーでマレーシア航空のカウンターを探す。Aカウンター。一番端っこじゃん。ゴロゴロ荷物を引っ張りチェックイン。何故か修学旅行生が異常に多いので、手荷物検査が混んでいる。太っちょの若いにいちゃんが、汗流しながら「え~、PCお持ちの方、化粧品お持ちの方、携帯電話お持ちの方は予め、え~手荷物がおだし頂き、え~カゴに入れてください。え~、ジャケット、上着、コートはお脱ぎください。え~」とハンドマイクで喋っている。それが音が大きくて割れててうるさい上に、この「え~」が妙に耳につく。その上、太っちょで汗かいてるのが、チョーうざい!


検査係りのおねえさんが、「あ、すみません。出してもーて、助かります」という、地場の関西弁を聞いて、感動。嬉しくなったのであった。


出国審査もすごい混雑。学生はどっか、別のレーンでまとめてやればいいんじゃないかと思うが、先導の先生や添乗員が、バラバラに振り分けている。こいつらが、うるさいし、じっとしていない。「おーおー、お前のそのバッグ、違反やないんか。センコウにいうたろか!」 「うるさいわい、ボケ!ほっとけカス!」等と、品がない。その上、僕が並んだ列の係官がまたトロイ。


イライラしながら出国を終えた。関空は、出国してしまうと、な~んにも楽しみのない空港だ。申し訳程度の免罪品屋と、モンブランなどのショップがパラパラ。全日空のラウンジへまっしぐらである。


MH53便11:30発は、ガラガラの機内のままで定刻どおりに出発。順調な飛行だ。窓側が空いてたので、窓側に移り、大阪湾から淡路島上空を旋回しながら上昇、四国を横切って九州へいくルートだ。お天気も最高、気流も安定。快適なフライトになる予感。


機内でおっソロしく怖い映画を観た。「1408」という映画だ。日本で公開するのかなぁ~。すっごい怖い。主人公は恐怖物の記事を専門にしているジャーナリストで、「世界で怖い10のホテル」なんて本を出している。この記者のところに、ニューヨークのあるホテルの1408号室が怖いという情報が飛び込む。彼は基本的にはこの手のオカルトを信じていないのだが、何故かホテルはその部屋への宿泊を拒否する。部屋が空いているのに、部屋を提供しないのは法に抵触するとホテルを脅し、支配人と面談することに。そこで支配人は必死になって、彼にその部屋に泊まらないよう説得する。「そういう評判を立てて宿泊率を上げようとしているんだろう?」という主人公に向かって支配人が言うには「当ホテルの宿泊率は平均90%です。ただ、1408号に誰かが泊まると、後の掃除が大変なんですよ。だから、泊まらないようにお願いしているのです」と言って、あるファイルを差し出す。この20年間で60人以上が異常な死に方をしている。飛び降り、自分の目をハサミで指した人、その他ありとあらゆる異常な死に方をしている。


笑いながら1408号室に宿泊する主人公。すると、いきなりベッドサイドのラジオの時間表示が60:00にかわり、カウントダウンを始める。ドアは開かなくなり、鍵を差しても動かない。閉じ込められた主人公の身に、次々と恐ろしい現象が起こり始める。そして・・・・


しかし、残念ながら最後まで見られなかった。帰りの機内で見るか、怖くて眠れなくなるからもうやめるか。

僕は真剣に悩んでいる。