週末何度もみせられた映像は、福田さんと麻生さんの街頭演説である。何であんなことしてるのか、よくわからないが、東京は渋谷駅前で、祭りのお神輿を邪魔して開催され、更に調子に乗って秋葉原でやっちゃった。「オタクは文化である。サブカルチャーである。漫画、カラオケ、オタクそんな日本語がそのまま世界に通じるようになっちゃったよ!」と麻生さんが言っている。大衆受けを狙いすぎる。
「最近キャラが立ちすぎて、古い自民党の議員から嫌われている麻生です」で始まる演説を何度も見た。秋葉原では「チョーやばい状態だった日本も、かる~くやばい位に改善したでしょ?」等と言っていた。何で首相候補がギャル語を喋る?それこそ「やばい」んじゃないの?
自民党総裁を選ぶんだから、自民党の問題である。何故街頭に出て演説をしたり、TVに出て討論しているのかというと、それは総裁=首相だからである。何となく納得できない方程式だが、そうらしい。しかし、いくら国民がギャル語の演説を聞いて、「ばっかなおっさんだなぁ!」とか「いけてんじゃん!」とかギャルが思ったとしても、それは投票には何の影響もないし、結局自民党の中の利害で決まるわけでしょ?だったら四の五の言わないで、さっさとやっちゃえばいいじゃん!
大阪は難波で演説してた。「私は、新入社員の時に、毎日難波を経由して会社に通っていました」と福田さんが言ってた。だから?親近感をかもし出したいのかもしれないが、何か他に言うことはないんかい!とってつけたような話されたって、こっちゃピンとこんわ!ってなもんだ。市民の声もさすがに大阪である。あるどっからみても「大阪やぁ!」って感じの買い物帰りのおばさんにTV局が「いかがでした?どちらが良かったですか?」と質問。おばさんすかさず「どっちゃでもええわ!どうせ誰がやったって、かわりばえせーへんし!」チャンチャンであった。