9月18日(火)防災対策? | なんのこっちゃホイ!

なんのこっちゃホイ!

世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

墨田の会議のため、午後は外出。墨田事務所の16階会議室から東京の下町を眺めた。隅田川の堤防よりかなり低いところに木造家屋が密集してたっている。


週末に見た、爆笑問題の番組を思い出した。これまで台風を弾いてきた太平洋高気圧の勢力が弱まり、太平洋南方で発生した台風は、コースを変えることなく日本列島へ向かう。勢力は弱まるどころか、日本列島へ近づく程に勢力を増し、巨大な台風が日本を直撃する。最悪の台風は、カトリーナをしのぐ規模に成長し、雨量は毎時100ミリを超える。首都圏の河川に設けられている堤防は、雨量を50ミリと想定して作られているので、100ミリの雨が降れば容易に決壊する。その時、江戸川区、墨田区の大半は水没し、水位は2m~5mにも達する。


ただの想定番組だと思っていたけど、確かにこうして下町を見てみると、かなり低い位置にあることが分かる。そこから東京までは、なだらかな登りになっているのが分かる。あながち、テレビ番組だと笑ってはいられない気になった。


政府や都庁では、何らかの対策を考えているのだろうか。「そんなことはあり得ない」と、役所感覚で放置しているのだろうか。被害の程度は想像に及ばないけれど、死者も出るだろうし、家屋損壊の経済的ダメージに加えて首都機能が停止することによる、日本経済全体に与える影響、為替や株に始まる世界規模でのインパクトをどう考えているのかなぁ・・・・