7月20日(金)帰郷 | なんのこっちゃホイ!

なんのこっちゃホイ!

世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

朝から会議が続く。


神田本社へ朝は直行。

先週、専務といった中国出張の報告を社長へ。

社長は超不機嫌な顔で、コメントも不機嫌。

こういうのは、困る。

何故、機嫌が悪いのか分からないから、何かまずいことでもしたのかと、妙な気を使ってしまう。

リーダーたるもの、人を見て感情をあらわにして欲しいものだ。


その後、親会社本社を訪ねて、中期計画の骨子や方針等をヒアリング。

事業形態がかなり違うので、いまひとつ理解できないことも多かったが、中期計画における製品案等、面白い話もあって、時間の無駄とはならなかったのは幸い。

しかし、当方の問題もあるのかもしれないが、何も決まることなく終わるというのは、ちょっと疲れる。


川崎本社へ戻り、内部の中期計画案についての基礎会議。

UC関係について、事業部側はかなり気にしている様子が伺える。

ユビキタス・コミュニケーションという世界では、通信の姿はもはやボイス(音声)通信に留まることなく、データも含めた総合的なコミュニケーションに変化してくる。しかし、現在の地球上(あるいは全世界)の通信インフラは音声通信を目的とした膨大なインフラが存在しており、これをある日突然に廃棄することなど、考えられない。


だとすれば、UCで存在感を増してくる、ネットワーク・ソリューション系の人たちは、自らの媒体をどこに求めてくるのだろうか。
ボイスをデータと同時にインフラに乗せるためには、やはりボイス系のインフラに乗っかるのが近道だし安い。

だとすれば、IBMをはじめとするソリューション系と、当社をはじめとする音声系の交わる部分はインフラか。


それがある日、突然にUCがやってくると考えるのは、一種の妄想だろう。

リスクとして考慮しておくことは結構だが、それに備えるために、当社の製品を全てUC方向へ持っていくという戦略は意味を成さないし、時期尚早な気がしてならない。向こう10年、20年、新製品を出さないというのならそれも重要だが、そういう基礎部分ではない、インターフェース部分や機能でエンハンスや新製品は必要になる。

ならばUCへ向けた、ステップを踏んでいく考え方が正しいような気がする。


合弁先との離婚問題も中々進捗しないなか、当社法務部も入れて会議。

やっぱりマレーシアへいって最終交渉を行うということに。

事業部長からマレーシア行きの指示があったが、叔父の葬儀のためこれをお断りした。

従って、事業部長本人と法務部長が日曜日から出発することになり、その旅の手配など。


不満そうな事業部長を後に、会社を出て、新横浜駅へ。

なんと!

18時以降の下りの「のぞみ」は全ての指定席が満席である!

なんでやねん!こんなに走っているのに、なんで満席やねん!


みどりの窓口で聞いてみると、週末のこの時間帯は、下りはいつも満席らしい。

単身赴任の帰省組みのせいだと行っていたが、のぞみ一車両に一体何人乗れるのか知らないが、それが全部帰省だとして、いや、60%が帰省だとしても、ものすごい数だ。

そんなに多くの単身赴任者が一斉に帰省するだと!?


とにかく、自由席しかないというので、自由席へ。

東京発の列車は当然満席ですわれない。

デッキにカバンを置いて、500mlのビールをプシューっと言わせて、崎陽軒のシュウマイを食べる。

そうすると、僕の周りの人たちも、次々とデッキに座り始めた。

トイレに出てきたおやじが「引き上げ列車みたいだ」と言った。

引き上げ列車を知らないが、TVでみたことはある。確かにそんな風情である。


名古屋で大量に降りたので、やっと座れた。

しかし、新幹線、早くなったんじゃない?

1時間半くらいで名古屋についたような気がする。

姫路まで新横浜から3時間だ。

姫路着10時40分。

従兄弟が迎えに来てくれていた。おかんまで一緒に車に乗っていた。


お通夜の席は、会館だった。

そこには、従兄弟の旦那とその子供二人が迎えてくれた。

子供たちはもう就職してるという。僕の記憶は彼らが小学生の時で止まっている。

なるほど、子供の成長を見ると自分の年齢を実感する。

自分の子供も成長しているわけだが、やはり他人の子供の成長を見ると驚く。


インド経済や中国経済等を語り合いながら、調子にのってしまい、朝5時まで酒を飲む。