予想通り、昼前になると、例の「旺角」坦々麺が食べたくなってきた。
考えるともう、口の中にあの酸っぱさと辛さが蘇り我慢できない。
早めに一人で会社を出て、地下鉄に乗り台北駅へ。
出口を間違えたので、旺角までえらい時間がかかったが、やっぱりきて
しまった!!!今日は昨日ほど酸っぱくなく、香草が程よく香り、追加で
投入したラー油の辛さが引き立ち、中華辛味噌のスープの深みとで至福の
ラーメンタイムをエンジョイ!また、汗まみれになり、地下鉄に乗る。
午後は、給与関係の業者がやってきて健康保険料について打ち合わせ。
保険局のミスで俺の保険料が多く引き落とされたので相殺で処理するとのこと。
相殺という割には口座明細とキャッシュの入れ出しが合わない。
どうやら担当者に経理の知識がないことが問題のようだ。
内部で検討した結果、今後保険料の業務は社内で処理することとし、この業者
には、給与の分配と支払いのみを依頼することとした。
その後広告会社と打ち合わせ。
かねてより、辛~いカレーが食べたい!夏はカレーだ!と騒いでいたお陰で、
いつものスナックのチーママより情報入手。旨い、辛いカレー屋があるという
ことで、夕食を食べにいくことに。
「咖里屋」という、そのまんまの屋号のお店だが、店主も従業員も日本人では
ない。本場のインドカレーを勉強したという店主婦人自慢のカレーは、コクも
ありしっかりしたベースのカレー。これに「辛さ自由」に調整できるということなので、台湾のカレーをなめてかかっている俺は、一番辛いのを頼む。具はチキン。
一口食べて、その旨さに納得。その後3秒以内にやってくる強烈な辛さ!
あっというまに汗が噴出す!これだよ!これこれ!カレーはこうでなくちゃ!!
ビールをジョッキ半分、一気に飲み干して、再びカレーへ立ち向かう。もう、これは食事ではなく、戦いだ!負けるもんかと、必至で食った。旨かった!
チーママといつものスナック「志津」へ。月曜なので1時間でおしまい。
しかし、先に来ていた日本人二人組みのお客さん。めちゃおもろいので、長く
なるが書くことにする。
寝てるのだ。二人とも。おねーちゃん、一杯周りにはべっているのだが、二人共
ソファーにもたれて寝ている。何してるんだろうと思っていると、やおらカラオケが
かかると起き上がる。歌いながらも寝ている。間奏になると寝るのだ。
そしてまた2番を歌い、また寝る。歌い終わると、仲間の拍手もなく、そのまま
ソファーにもたれて寝ている。別の日本人も、自分の歌がかかると起きて歌う。
そしてまた寝る。おねーちゃんは一人、二人と席を離れるが興味ないみたい。
とにかく寝ている。
何が楽しくて、スナックで寝ているのだろう。どうしてカラオケになると目が覚めて、歌い終わるとあんなに素早く眠れるのだろう。中国語ペラペラなので、駐在員なんだろうが、色々な楽しみ方があるものだと関心した。