先日、産業医との面談の話しを書きましたが、その時に引っ掛かった言葉が有りました。
それは、頭痛になるかどうかの「予兆となるサインを見つけなさい」という言葉です。
その時は、あまり深く考えずに、「はい、判りました」と言って、帰って来ました。
しかし、その後今迄、何となく違和感を覚えていました。
今迄の産業医が亡くなられてしまって、仕方無い部分は有りますが、頭痛が起きるはっきりとした原因は、今の今迄判っていないのです。ただ、それを引き起こした原因が”うつ病”と言う事が、はっきり判っただけで有って、どうして頭痛になるかは判らないのです。
もちろん、いくつかの事案で、仕事をやりすぎて疲れると、頭痛が出やすい、という統計学的な事は、言えなくも無いですが、だからと言って、100％頭痛を引き起こしたかと言うと、そうでは無い時も有りました。
ですので、”予兆”と言われても、見つけられる訳がないと言う事に、今気が付いたような気がします。
もし、これが判るので有れば、自分は”うつ病”になっていなかったのでないか、と言う大袈裟で無い気持ちが有ります。
他の皆さんも、”うつ病”とは関係無く、理由も無く気分が落ち込んだり、体調がすぐれない事が有るかと思います。今回は、”うつ病”とは関係無く、ただ単に体調が悪かったのでは無いのでは、と思い始めている所です。
自分の性格からして、本気で”予兆”となる原因を探ろうとすれば、逆に、神経質になりすぎて、せっかく”心のエネルギー”が貯まって来ているのに、無駄に消費して、再び再発してしまうような気さえします。
ですので、今回の件については、もう忘れたいと思います。頭痛は誰だって起きる物ですよ。もちろん、生死に関わる事で起きては、今回の趣旨からは外れてしまう事ですが、かき氷を食べれば頭痛になりますし（これって、正式に病名が有って、アイスクリーム頭痛と言います。もう何回か書きましたね）、風邪をひいたり、熱を出せば、頭痛になったりすると思います。自分は、寒い日に有るいているだけで、キンキン頭痛になる事が有ります。
と、長くなりましたが、もう”予兆”を探すは止めです。それよりも、現状維持と今後の自分の生き方を考える方が、大事だと言う事を、再度確認して、今日は終わりたいと思います。