今日は、メンタルヘルスクリニックの主治医の受診日でした。
この2週間のうち、2回寝坊した事。昨日の試験の帰りに、疲れたのか、帰りの電車で少し寝てしまった事。仕事を1日普通に100%やっても、もう息切れしなくなって来た事等を報告しました。
特に「睡眠」に関しては、寝坊の是非はともかくとして、今迄だったら、眠る事すら大変な思いをして、時には眠れなかった事が有ったり、今は原因として判っていますが、レム睡眠に入る事が出来ない事による”頭痛”が起きていた事を思うと、夜になったら眠くなる。疲れたら眠くなる。一日普通に仕事をしても、体に変調をきたさない。
こういう、”普通”で有る事が、普通で無かったという事実を、主治医と相互確認が出来、確実に、良い方向へと進んでいる事を、確認出来ました。
もちろん、まだまだ完治したと言うレベルでは有りませんので、”現状維持”はキチンと言われて帰って来ました。
しかし、ここ最近、”普通の生活”ってなんだろう?と、思う事が有ります。
きっと、”うつ病”になっていなかったら、あまりに当たり前すぎて、気付かずに今迄生きて来た事柄も多かったと思います。そして、これからも、まだまだそういう事柄に気付かされる場面が、出てくるだろうと思います。
辛い5年近くの歳月。判り易く言えば、娘が小学校に入学して2年生になる春から、今年中学に入学した今迄、この病気を、原因不明の時期も含め、過ごして来ました。
しかし、そこに有ったのは、単なる”辛い”だけの日々では有りませんでした。
仕事の面では、良くこのBlogに書いている通り、普通に仕事をしていれば、有りえない人事異動のお陰で、多くの部門の仕事を、覚える事が出来ました。また、自分の人生としては、全く今迄の生き方とは違う何かを、見つけ出そう、生み出そうとしている今の時期になっていると思います。
いつか、この闘病生活を、笑って振り返れる時を信じて、いつもの通り、一歩一歩歩んで行く事を、自薦して行きたいと思います。