結果が出るのは10年後
大阪市内の眼科の中でも、ここのところ特に患者さんから名前をよく聞く眼科が二つあります。
その一つは緑内障の専門病院として有名なとある眼科で、特に頻繁に名前を聞くようになってきました。
最新の機器と専門医を揃え、医師や患者から非常に高い評価を受けているようです。
もう一つの眼科は甲状腺眼症の専門病院として有名で、既に全国に幾つかの分院を持っています。
こちらの眼科は自院独自の治療方針を持っているようで、他の甲状腺眼症専門病院とは一線を画す感じがします。
この両方の眼科に共通するのが、非常に治療の展開が早い印象を受けるということです。
印象だけで言うなら、攻めの治療を非常にスピーディーに進める眼科という感じです。
投薬などよりも手術を選択されることが非常に多く、しかもそれが非常に早い段階で行われます。
患者感覚としては、
「えっ…もう手術をするんですか?」
というくらいの段階で手術を勧められます。
私は手術に関しては素人ですからこれに関しては何とも言えませんが、通院される方はほぼ手術を勧められている印象です。
ただ患者さんが明らかにその二つの病院に集まっている印象はありますので、やはりそういった病院が患者から求められているのかもしれせん。
何か一手が直ぐに欲しいという患者さんにとっては、こうした積極的治療が救いをもたらす印象なのかもしれません。
後は実際にそれによって望ましい効果が得られたというエビデンスが集まれば良いのですが、10年後にならなくては分からないのかもしれません。