これから資格取得して成功しやすい鍼灸師の人物像とは | 大阪日本橋 眼科鍼灸の鍼灸ひより堂

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女性が何と言っても有利

 

 先日ご来院された患者さんから、鍼灸資格取得についての質問を受けました。

 

その患者さんは遺伝性の眼科疾患を患っており、鍼灸資格の取得にとても興味があるということでした。

 

特に美容鍼灸に興味があるということでしたので、それらも含めて少しお話をさせて頂きました。

 

 実はたまに患者さんから同様の質問を受けることがあるのですが、それに対する答えは、その質問者によって大きく変わります。

 

何故なら鍼灸師になる為には、治療家としての適性や経営者としての適性、また最低限の知的能力が問われるからです。

 

私が考える優先順位は上に書いた通りで、最も大事なのが治療家としての適性、それに次いで継続して経営出来る能力、そして最後が知的能力かなと思っています。

 

 では治療家としての適性とは何でしょうか?

 

個人的に考える治療家の適性とは、興味をもって施術(鍼灸)に取り組めるかと、起こった事象に対してしっかりと検討を加えることが出来るかです。

 

つまり目の前の患者さんに施術するための準備(技術・知識)をしっかり行い、施術した後はその結果を分析して、更に必要な知識や技術の習得に当たれるかということです。

 

日々この繰り返しを何年も何十年も繰り返すことが出来る方は、鍼灸師の適性があるということになります。

 

見かけ上の手先の器用さなどは、毎日のように数年も施術すれば自然と身に付きます。

 

ただ知識やしっかりとした技術は、意識して努力しなければ身に付きません。

 

 また経営者としての能力は必要なのですが、経理や税務などはしっかりと利益さえ上げれば外注すれば良いことですから、敢えて1番には挙げていません。

 

更に知的能力は条件としては最も低く、正直なところそれほど難しい国家資格ではないと捉えています。

 

医療系資格の中では最も簡単な部類で、よく似たあんま指圧マッサージ師や柔道整復師と比べると、あんま指圧マッサージ師以上で柔道整復師未満という程度です。

 

一定の記憶力さえあれば十分に取得出来ますので、勉強が苦手という方でも年齢が高いという方でも、3年間の通学さえ問題なければ十分に取得可能な資格です。

 

 ただ注意点としては、一番最初で躓く方が大多数であるという点があります。

 

聞き慣れない東洋医学用語や、暗記が100%の経絡経穴概論が最初から襲い掛かってきますので、それさえクリア出来れば鍼灸師になることはそれほど高いハードルではないでしょう。

 

私が考える、これからの鍼灸師に最適な人物像は、20~40代の女性数年の社会人経験があり、好奇心旺盛起業する希望がある方です。

 

勿論、現在子育て中の主婦もこれに含まれます。

 

こうした方にとっては、最も成功しやすい職業の一つではないかと思っています。