1.基礎疾患の管理
基礎疾患の管理は、緑内障に限らず全ての眼科疾患に必要です。
特に糖尿病や高脂血症などの、自分である程度コントロール出来るものに関しては、しっかり管理して下さい。
自己管理が出来ていない方に関しては、鍼灸治療の効果も十分に発揮されません。
2.禁煙・飲酒
喫煙自体が眼科疾患の発病に大きく関わりますし、悪化の原因にもなります。
自分は勿論ですが、ご家族のご協力もしっかり得て下さい。
受動喫煙も出来る限り避けて頂ければと思います。
飲酒は適量であれば問題ありませんが、適量とは自覚的に酔わないということではありませんのでご注意下さい。
3.軽い運動
適度な運動は自律神経を整える働きがありますので、軽い散歩などを心掛けて下さい。
ちなみに出勤や買い物は散歩ではありませんし、過激な運動は避けた方が良いでしょう。
4.紫外線対策
日中に屋外での作業や運転をされる方は、サングラスや遮光眼鏡の着用をお勧めします。
あまり濃い色ではなく、薄い色付けのものを使用することも大事です。
過剰に紫外線を避けると骨粗しょう症の原因にもなりますし、成長期のお子さんなどは視力低下に繋がります。
あくまでも、長時間の強い紫外線だけを避けて頂ければと思います。
またブルーライトは過剰に気にせず、PCやスマホなどはフィルムなどで対策する程度で十分です。
5.瞑想
瞑想は自律神経のバランスを整えて、脳内物質の分泌も促してくれます。
あまり難しく考えず、静かな環境でゆっくりとした時間を感じることに集中しましょう。
ストレス対策としても有効ですので、YouTubeなどを参考にしながらでも結構ですので、難しく考えずに取り敢えず挑戦してみて下さい。
6.栄養
栄養の摂取は、栄養の過不足がなくバランスよければ大丈夫です。
勿論、目に良いとされるブルーベリーなどや、活性酸素を減らす抗酸化作用のあるものを積極的に摂ることは良いのですが、それ以前に必要が無いものを避けることにも気を配って下さい。
特に基礎疾患をお持ちの方にとっては非常に大事なことですので、良いものを摂れば悪いを摂っても相殺されるなどとは思わないで下さいね。
またサプリメントに関しては、あくまでも補助的なものだと考えて、普段の食事内容に気を配って下さい。