鍼灸ひより堂院長 冨田秀洋のブログ

鍼灸ひより堂院長 冨田秀洋のブログ

不妊鍼灸や妊活の秘訣、眼科疾患の鍼灸の情報をお伝えします。
大阪市のど真ん中、日本橋で開院する鍼灸ひより堂のブログです。
妊活の最新情報から、古くから伝わる鍼灸や東洋医学のお話まで、
また眼科鍼灸にまつわるお話を、随時UPしていきます。

アクセス数から見るとやはりストレスに興味が

 

 結構古い記事にも関わらず、

「ストレスと排卵障害2」

には一定のアクセス数があるようです。

 

不妊治療に限らず、

日々の生活や仕事でストレスを感じている方は多いようで、

 

「ひょっとしてストレスの影響で不妊に?」

 

という思いの表れではないかと思います。

 

実はストレスの影響は、

多嚢胞性卵巣症候群以外にも多方面に渡って起こります。

 

不妊で言うなら、

高プロラクチン血症や甲状腺機能低下症でも関係しますし、

EDなどは非常に強い関連があります。

 

ストレスの種類としては、

一時的な強いストレスよりも、

じわじわと長引くストレスの方が影響が大きいようです。

 

なぜなら、

人はそれをストレスだとは認識しないからです。

 

誰でも感じるであろうストレスは、

人により感じ方が違うため、

 

「誰でもあること=大したストレスではない」

 

と錯覚してしまうのです。

 

そして知らない間に、

あなたの体を蝕むわけです…。

 

 

当院の患者さんで言うなら、

眼科疾患もストレスの影響が大きいのですが、

当然ながら眼科ではそれに対処できません。

 

そこで鍼灸治療の登場となりわけですが、

実際には鍼灸治療にたどり着く人はごく少人数です。

 

不妊にしろ眼科疾患にしろ、

鍼灸師に知識さえあれば効果的に治療出来ると思いますが、

何せ鍼灸の知名度が低いからですね…。

 

或いは、

鍼灸治療が思い付いても、

怪しいイメージが先に立つのかもしれません。

 

 

正しいイメージがもっと広まってほしいな…。

 

症例はあくまでも症例

 

 私が書いているHPの記事でも、

症例は比較的人気のあるコンテンツです。

 

当院の1月のアクセスを見ても、

トップページが圧倒的に多いですが、

それに続く形で症例記事が上位に挙がります。

 

 

ご覧になる方々は、

それだけ症例には興味があるようです。

 

勿論それが分かっているので、

私も症例を比較的熱心に書くのですが、

こうした症例を読む時には、

少々注意が必要です。

 

というのは、

症例はあくまでも一人の患者に対する治療例ですから、

同じ疾患を持つ方に対する、

治療効果の保証とはならないからです。

 

ではどういった読み方をすれば良いのでしょうか?

 

 

1.同じような症例があるか

 

 一症例ではたまたまかもしれませんが、

症例は数を重ねればそれなりの意味を持ちます。

 

勿論、

エビデンスを実証するには数万例や数十万例必要でしょうが、

そこまで至らなくてもそれなりに意味は持ちます。

 

他院では見ないような、

驚くような一例が掲載されているものは、

症例としては少々怪しいと言わざるを得ないでしょう。

 

2.科学的な検証はされているか

 

 これは特に医学的な検査のみならず、

その治療効果に対する見解が、

常識的に十分に納得のいくものであるかどうかです。

 

例えば、

 

「気の流れが整った。」

「波動が合った。」

「邪気が消えた。」

 

などの説明は、

私からしてもきな臭い感じが否めません。

 

しっかりと分かりやすい説明が記載され、

それがあなた(一般人)の常識に照らし合わせて、

十分に納得がいくものであれば良しとして下さい。

 

神懸かり的な治療は、

同じ効果を出すことは難しく、

しばしば勘違いの元になります。

 

数十年臨床をしていると、

奇跡ともいえるような治療例を経験することはありますが、

ほぼ100%再現性はありません。

 

 

 

当たり前の治療を行い、

当たり前に結果が出るというのが本当の姿で、

何か特別なしているというのは、

多くの場合、

勘違いか詐欺かのどちらかです。

 

 

冷静に症例を検討することが出来れば、

あなたに合った素晴らしい治療院が見付かるかもしれません。

 

冷静に、

一般人の目で見て検討してみて下さいね。

 

 

情報を整理するのが大事

 

 つい先日のことですが、

昼休憩にお弁当を食べていたところ、

治療所の携帯電話が鳴りました。

 

見たことがない携帯電話の番号ですので、

新患さんの問い合わせかと思い電話を取ると、

とても慌てたご様子の男性でした。

 

「ちょっと聞きたいことがあるんですが、

 今時間取れますか?」

 

ということでお話が始まりました。

 

要約すると内容としては、

 

・加齢黄斑変性と言われた。

・近視性脈絡膜新生血管とも言われた。

・放っておくと失明すると言われた。

・直ぐに注射をするように言われた。

 でも注射はしたくない。

・病院に電話すると直ぐに注射は出来ない。

 検査を先ず受けろと言われた。

・注射以外で何とかならないか。

・なぜ自分がこんなことに…。

 

ということでした。

また目に注射するということが非常に怖いようで、

 

「眼には神経がないのか。」

「注射が神経に刺さらないのか。」

 

というような内容を、

かなりの時間お話していらっしゃいました。

 

もうパニック状態に近いようで、

こちらから何を言っても、

あまり耳には届いていないようでした。

 

そこで近視性脈絡膜新生血管の方に向けて、

幾つかのポイントをお話ししたいと思います。

 

1.先ずは状態をしっかり確認

 

 先ずは新生血管や網膜の状態をしっかりと把握し、

自分に必要な治療を知ることが必要です。

 

医師によっては、

脈絡膜新生血管や中心性漿液性脈絡網膜症、

黄斑変性症の説明をごちゃごちゃにすることがあるため、

自分の状態を正確に把握しにくいことがあります。

 

自分の状態がどの程度深刻なのか、

緊急性があるのかを知ることが大事です。

 

基本的には、

治療が早く始まるほど視細胞が障害されにくく、

後遺症が出にくいことは間違いありません。

 

また片側で初発の場合、

パニックを起こすほど深刻な状態ではありませんので、

落ち着いて治療を選んで下さい。

 

経過としては、

長期に及ぶほど鍼灸治療の効果が高く、

短期的には注射の効果が早いです。

 

その辺りを考えて、

治療の選択をするべきです。

 

2.いきなり社会的失明になることはない

 

 絶対とは言えませんが、

いきなり両目に症状が出てしまい、

その結果失明に至るということは通常ありません。

 

余り焦らずに、

自分に必要な治療をしっかり選んで受けて下さい。

 

3.根本的解決のためには鍼灸をお勧め

 

 近視性脈絡膜新生血管も中心性漿液性脈絡網膜症も、

比較的再発しやすいイメージがあります。

 

また再発を繰り返すたびに、

後遺症を残しやすく、

治療効果が出にくい傾向がありますので、

それも考慮して鍼灸治療選んで頂くことをお勧めしています。

 

4.1回目は注射をお勧めすることも

 

 抗VEGF注射の切れ味は、

鍼灸治療の効果を凌駕します。

 

その一方で、

繰り返し注射することになる方もいらっしゃいます。

 

当院にご来院される方の中には、

1年間で何度も注射を繰り返しながら、

鍼灸治療開始後は、

全く注射が必要なくなるという方が多いようです。

 

そのため、

発症初期であれば1回のみ注射を利用し、

その後は鍼灸治療で再発予防をすることがよくあります。

 

5.一度ご来院下さい

 

 鍼灸治療を受けるのは敷居が高く、

電話やメールで話を聞きたいというお気持ちはよく分かります。

 

ただ電話やメールでは、

十分に伝わらないこともありますので、

一番確実な方法は、

一度ご来院して頂いて直接説明を聞くことです。

 

1回の治療費は、

初診料込みでも8000円ほどですので、

十分に元を取るお話が出来ると思います。

 

何よりも、

不安感を抱えながら日々を過ごすよりも、

納得のいく説明を聞いて頂いた方が、

日々の生活は快適になります。

 

風邪予防は東洋医学で

 

今日は「風邪の日」だそうです。

 

風邪予防、教えて!

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そこで、
東洋医学的な風邪予防のお話を少しご紹介します。
 
よく聞く話として、
ツボで風邪予防をするのに、
風池風門というツボをカイロで温めたり、
冷やさないようにするというものがあります。
 
風池は首と頭蓋骨の境目にあり、
風邪治療のツボとして有名です。
 
風門は背中の上部にあり、
こちらも風邪のツボとして有名です。
 
要するに、
「首や肩を冷やさないようにしましょう。」
ということですね。
 
これとは別に、
食養生で風邪予防をする方法もあります。
 
例えば東洋医学では、
風邪は風池や風門付近の皮膚から入ると考えています。
 
健康な状態では、
この背部を衛気(えき)という気で守っているのですが、
衛気で守り切れないと風邪を引いてしまいます。
 
この衛気と邪気がせめぎ合う時に背部の強張りが発生し、
争いが活発になることで発熱するのです。
 
 
つまりこの衛気の働きが強ければ、
風邪が体内に入ることがなく、
風邪を引かないということです。
 
衛気は元々、
胃腸(脾)で消化吸収された栄養から作られたエネルギーを、
体表面にばら撒くことで作られます。
(※厳密には体表以外にもばら撒かれます。)
 
衛気を体表面にくまなくばら撒くのは、
五臓の「肺」の働きだとされています。
 
 
そのため、
脾と肺の働きが、
風邪予防にはとても大事だということです。
 
脾を高める食べ物としては、
ショウガやニンジンが有名です。
 
簡単に、
土の中にあるもの(根菜類など)だと覚えて下さい。
 
また肺を高めるものとしては、
辛みがあるものや白いものが良いため、
白ネギや玉ねぎ、大根が良いとされています。
 
是非ご参照ください。