緑内障患者さんにストレスを与えてはいけない
視野検査は緑内障患者にとって非常に精神的ストレスが大きな検査の一つです。
検査を受けるには長時間の集中力が必要ですし、その結果は緑内障の進行を示しますので、非常に強いストレスを受けながら視野検査を受けています。
こうした精神的ストレスが眼圧だけでなく、テスト自体にも影響を与えるという報告があります。
<眼圧と視野検査に対する精神的ストレスの影響>
又この報告の中では、こうした影響を白衣高血圧になぞらえて表現されています。
眼科の受診は患者にとって決して楽しいものではありませんので、眼科での検査をより正確にするためには、ストレスを与えないような言動が必要かもしれません。
高圧的な態度や心無い言葉は、患者にとって大きなストレスになりますので、医療関係者は心して診療に当たるべきです。
勿論、私自身も緑内障を始めとして多くの眼科疾患の患者さんに接していますので、出来る限りストレスを与えない施術を心掛けなくてはいけません。