大阪日本橋 眼科鍼灸の鍼灸ひより堂

大阪日本橋 眼科鍼灸の鍼灸ひより堂

不妊鍼灸や妊活の秘訣、眼科疾患の鍼灸の情報をお伝えします。
大阪市のど真ん中、日本橋で開院する鍼灸ひより堂のブログです。
妊活の最新情報から、古くから伝わる鍼灸や東洋医学のお話まで、
また眼科鍼灸にまつわるお話を、随時UPしていきます。

まぶたは非常に敏感

 

 当院にもよく来院される、埋没法などによる二重整形後のまぶたや目の痛みについてお話します。

 

まぶたにメスを入れる理由は様々です。

 

美容目的のものから病的眼瞼下垂に対する治療目的のものまで、老若男女問わず行われています。

 

術後の痛みを訴えて来院される方は、割合的には20~40代の女性が多いのですが、男性も同じ理由で来院されますので実際には性差はないと思います。

 

 先ず前提として、まぶたの周囲は非常に知覚的に敏感です。

 

五感の8割を占めるとも言われる「目」を守る為には当然のことで、これが術後の痛みや不快感と関係が深いようです。

 

まぶたの周囲は非常に敏感である為、この知覚神経を刺激したことがきっかけで痛み情報が強く脳に記憶されてしまい、時間の経過と共に知覚過敏が常態化するようになります。

 

つまり警報アラームが鳴りっぱなしの状態です。

 

 

 埋没法の場合には、術後に痛みや違和感が出ると埋没糸を抜去するのですが、その後も痛みや違和感が残ることは多いようです。

 

つまりアラームが切れなくなってしまったのです。

 

こうなると中々既存の医学では対応が難しくなります。

 

 鍼灸治療を施しても回復が難しい方も多いのですが、一般的には術後直ぐに開始するほど回復が早い傾向があるようです。(痛みを感じる期間が短い方がいい)

 

またこうした痛みは、精神的ストレス度が高い方では感じやすい傾向があるため、治療時にはメンタル的なケアも欠かせないと思います。

 

更に言うと、メンタル的に不安定な方の場合には、しっかりメンタルケアをしてから手術に挑むことが大事だということです。

 

個人的には、焦って手術をしたり思い入れが強くなり過ぎると、より後遺症が出やすい傾向があると思っています。

 

科学的妥当性が限りなく0に近いものは…

 

 健康食品や健康器具を販売している業者や個人の中には、自分の経験を元にして商品の有効性を語る人がいます。

 

よくあるパターンとして、

 

「〇〇という病気に苦しんだが、△△のお陰で今の健康を取り戻した!」

 

といったものです。

 

 こうした個人の経験に基づいた商品というのは、実際にはあまり信用に値しません。

 

例外的には、こうした商品が販売を続け5年、10年と販売を継続した上で、使用者の統計をしっかり取って、その有効性を実証した場合には信用出来るかもしれません。

 

例えば当院で施術している鍼灸治療の内容は、私が個人開業した2001年から患者さんの動向をもって確認しています。

 

それでも日々有効性に関しては冷静に判断するようにしていますし、場合によっては過大評価していたと分かったものは、適応から除外するなどの措置をしています。

 

こうしたことを冷静に行わないと、数少ない成功体験を過大評価し、数多い失敗例を無視するようになってしまいます。

 

 数少ない個人の体験を過大評価すると、新興宗教のようになってしまいます。

 

奇跡の体験を元にして、多くの信者を勧誘するようなパターンですね。

 

 

そうした方は自分自身が体験したことを信じ込んでいるのですから、科学的妥当性なんて関係ありません。

 

その分盲目的に信じ込もうとする傾向がありますので、マイナス点を評価するということもないため注意が必要です。

 

問い合わせは何度も見返して

 

 患者さんから頂く問い合わせの中には、適切な答えに困ってしまうような内容のものがあります。

 

問い合わせには大きく分けて、

 

1.初診の為の問い合わせ

2.自分の疾患・症状についての問い合わせ

 

の2種類があります。

 

ただ自分の思いが強すぎたり、逆にそれほど期待せずに問い合わせをされた場合、聞きたいことが全く分からずに答えに困ったり、返信自体をためらうことすらあります。

 

そこで治療院などに問い合わせをする際に、自分が聞きたい情報がしっかりと得られる書き方をご紹介します。

 

目的と経過をハッキリ

 

 問い合わせをする際には、上で書いたように主に二つのことをハッキリと問うことが必要です。

 

先ずあまり良くない書き方の例を挙げます。

 

 

この文章では、いつから症状が出ているのかが不明ですし、「それに対してどのような治療を受けたのか?」という治療歴や受診歴も分かりません。

 

またこの人が望むのはその治療院での鍼灸治療なのか、この疾患に対する情報なのかも分かりません。

 

 もしそれらを全て含めた文章を返信するとなると、非常に文章量の多いものになりますし、そもそもHPの内容をしっかり読んで頂いているのかも分からなければ、そうした内容までHPをコピペすることになりかねません。

 

そこで同じような内容で、良い問い合わせの例を書いて見たいと思います。

 

 

お悩みは色々あるでしょうが、最も聞きたいことを絞って聞くことで相手は答えやすくなりますし、詳しく経緯を書くことで答えがより正確になります。

 

参考になれば幸いです。

 

 

結果が出るのは10年後

 

 大阪市内の眼科の中でも、ここのところ特に患者さんから名前をよく聞く眼科が二つあります。

 

その一つは緑内障の専門病院として有名なとある眼科で、特に頻繁に名前を聞くようになってきました。

 

最新の機器と専門医を揃え、医師や患者から非常に高い評価を受けているようです。

 

もう一つの眼科は甲状腺眼症の専門病院として有名で、既に全国に幾つかの分院を持っています。

 

こちらの眼科は自院独自の治療方針を持っているようで、他の甲状腺眼症専門病院とは一線を画す感じがします。

 

 この両方の眼科に共通するのが、非常に治療の展開が早い印象を受けるということです。

 

印象だけで言うなら、攻めの治療を非常にスピーディーに進める眼科という感じです。

 

投薬などよりも手術を選択されることが非常に多く、しかもそれが非常に早い段階で行われます。

 

患者感覚としては、

 

「えっ…もう手術をするんですか?」

 

というくらいの段階で手術を勧められます。

 

 私は手術に関しては素人ですからこれに関しては何とも言えませんが、通院される方はほぼ手術を勧められている印象です。

 

ただ患者さんが明らかにその二つの病院に集まっている印象はありますので、やはりそういった病院が患者から求められているのかもしれせん。

 

何か一手が直ぐに欲しいという患者さんにとっては、こうした積極的治療が救いをもたらす印象なのかもしれません。

 

後は実際にそれによって望ましい効果が得られたというエビデンスが集まれば良いのですが、10年後にならなくては分からないのかもしれません。

 

コンサル的には絶対NGなのですが

 

 当院は基本的に私一人で運営している鍼灸院です。

 

妻もたまに受付をしてくれますが、普段は一人で受付や雑用から施術まで一人でこなしています。

 

最近の施術時間中は、ほぼ患者さんが院内にいらっしゃるため、ゆっくり電話対応が出来ない状態でした。

 

その為、繰り返しHPやGoogleMAPでは電話対応をご遠慮して頂くようお願いしていたのですが、診療時間内に電話対応をすることが多々ありました。

 

 中には視力低下によりHPをご覧頂けない方もいらっしゃるので、そうした方には後ほど電話対応可能な時間をご案内してきました。

 

ただ中には電話対応をして当たり前だと言わんばかりの方もいますし、電話では到底不可能な対応をされることもありました。

 

例えば、

 

「そこに行けば治るのか!」

「何回通えば治るのか!」

「治るまで幾らかかるんだ!」

「詳しい話を聞かせろ!」

 

といったような内容です。

 

 そもそもですが、診てもいない方のことを語ることは出来ませんし、例え一度診たとしても正確に治癒までの期間を言うことは出来ません。

 

私にそういうことを言う方は、今まで一度でも、正確に治癒までの期間を言われたことがあるのでしょうか?

 

勿論、流行性結膜炎などの自然治癒する感染症ではなく、眼瞼痙攣などの予後不明な難病や、現代医学では治癒が不可能と言われているような眼科疾患でです。

 

 こうした問題は抱えるだけマイナスだと判断した為、HPやGoogleMAPには電話番号を表示することを止めてしまいました。

 

 

電話番号の削除などコンサル的には絶対NGなのですが、HPにはお問い合わせ欄がありますので、必要な方はそちらからお問合せして頂けると思っています。

 

既存の患者さんは診察券で電話番号やLINEアカウントを知っていますので、運営上は問題なさそうです。

 

受け入れ態勢が整うようなら電話番号も再掲載予定ですが、暫くはこのままで運営予定です。