命との闘いに
仮に燃えてる
日々でございます
静かな診療所で
静かに待ちます
ここは、
以前胃カメラ検査を
していただいた時
とても上手な所だったので
余裕の気持ちで
診察台に横になりました
点滴を確保して
鎮静剤を入れ…
意識はあるまま
なんとなく
無感情というか
まな板の上の鯉状態で
喉の麻酔も
よく効いているので
ストレス無く受信中…
ふと、Dr が
胃カメラの本体に
針金のような物を
入れ出しました…
なんか
あった…
無感情のまま
察知しました
組織検査だ…
( ビンゴ
で、終了し
カメラを抜き
仰向けになった瞬間
とてつもない
動悸が…
苦しい…
と、言うのが精一杯で
心臓がバクバク…
看護士さんは
胃カメラを入れている間
呼吸法が違うので
少し苦しくなる方も
いらっしゃいますね~
とか、言いながら
心電図と血圧計を
作動させます…
やばい、
苦しい、
胃カメラ如きで死ぬのか
やばい、苦しい
救急車を、呼んで欲しい
( ここ、病院…
背中を向けて
片づけをしている
看護師さんの意識が
私の状況を観察している
気配を感じます…
て、いうか
脈の音が
飛びまくっていますけど
白い天井を見ながら
感じたのは
夫の事、息子の事
胃カメラ如きで…
医療ミス
あ、5年前に
突発性の狭心症発作を
起こした事があるのを
言い忘れた…
( でも苦しくて
言葉にならない…
陸に上がった魚のように
分娩中の妊婦のように
脈が飛ぶ中
深呼吸を繰り返しながら
生まれてくる時も
怖かっただろうけど
死ぬ時の方が
100倍怖い…
怖がりの母の事を
思い出し…
( 年齢順では
一番死に近いからね
母の本当に
望んでいる事は
なんだろう
怖い思い、不安な思いは
もっとしているのでは
それを、
聞いてあげて
いないのでは
と、思ったり…
やばい、
死ぬかもって時に
感じた事を
家族に伝えたい気持ち
生きるんだ
生きるんだ
絶対に、
生きて家に帰るんだ
時間にしてみたら
数分の事なのでしょうが
本当に怖かったです…
少し休んで
身体は楽になりましたが
心は
落ち武者
・・・・
やはり
組織を取ったので
少し時間をおいて
結果を聞きにまいります