左肩のケガ後、2ヶ月ぶりに復活した、週1回のウエイトトレーニング
(筋トレは、体幹&脚部の筋肉だけやります。)
昨日(木曜日)、先週の復活から2回目をやったところ…
「あれ?今日(金曜日)は筋肉痛がある。
先週と同じメニューなのに、先週なかった筋肉痛がある…」
確かに、昨日の筋トレやってる最中もきつかった。その理由は?
『食べてないからー!』
<昼メシ抜きに気付いた途端の脳内イメージ>
昨日、午前診療が終わって昼食食べられないまま、左肩腱板断裂のリハビリ病院へ急行。
帰ってから、大急ぎで筋トレのジムへ駆けつけました。
(まん延防止措置のため短縮営業で早く終了するので)
トレーニング中、「先週と同じ負荷なのに、今日はなんだか重いなー。」で
ハッと気づいた、「昼メシ食べてない…」
昨日21時半に食べ終えた夕食から、今日19時半の筋トレ終了までの22時間
定番朝食の、[プロテイン&野菜ジュース]と、昼前に小腹がすいて食べた[柿の種2袋]のみ。
エネルギーすっからかん
ああ、忘れてた(T_T)。そこでマインドは2つ。
*マインド1
<昼食抜き→エネルギー不足→糖新生→筋肉が減少しちゃう→大変だ!>という図式。
※【糖新生】:血糖が低下すると、筋肉を分解して運動エネルギーとして燃やしてしまう反応。
「ええー!筋トレやってんのに筋肉減っちゃうじゃーん。
今すぐに、何か甘いもん食べないと筋肉しぼんじゃう~。どーしよー!」
というネガティブ・マインド。
*マインド2
「いやいや、空腹状態が16時間続くと【オートファジー】が働くぞ!」
【青木 厚(あおきあつし)●あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長、医学博士】の説
※【オートファジー】:今世界的にも注目が高まっている間欠的ファスティング(断食)。
最後に食べ物を口にしてから10時間が経つと、肝臓に蓄えられた糖がなくなる。
糖がなくなると、脂肪が分解されエネルギーとして使われる。
注目すべきはそのあと。
「空腹が16時間続くと“オートファジー”が働きます。
人体の古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みです。
自食作用とも呼ばれており、壊れた細胞をお掃除してくれるんですよ。
さらに、その不要なものを材料に新たなタンパク質を作って、
細胞がどんどん生まれ変わっていくので肌つやもよくなりますし、
体内からアンチエイジングの効果が得られます」。
食べない時間を増やすだけで、脂肪を燃やして、細胞は生まれ変わる。
ちなみに、2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受け、
世界的に注目された研究が、この【オートファジー】である。
「オートファジーは、体や細胞がストレスを受けても生き残れるように体内に組み込まれたシステムです。
飢餓状態になったときこそ働きが活発化し、ものを食べないことでしか誘発できません」。
さあ、どちらを選択するかで、マインドは変わります。
*マインド1:ああ、パワーが出ない。上がらな~い。辛くてもうダメだー。筋肉しぼんだ~…
*マインド2:ヤッホー!オートファジーだー。生まれ変わっちゃうぜー!イケイケどんど~ん!
ね、どっちで考えるかで身体が大きく変わっちゃうような気がするでしょ。
体の中でオートファジーが現れて、筋肉スッキリお肌ツヤツヤ
新しい細胞に生まれ変わっていくイメージを持てば、辛い事もぐっと堪えることができます。
私は当然、[マインド2]でキッチリ筋トレこなしました。
カッコいいオジイを目指して、今日も頑張ります!
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】