【RUNの疑問にズバッと回答!】(12)走っても痩せない | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

【30日間連続・RUNの疑問にズバッと回答!】チャレンジの12日目(6/12)です。

☆質問№12:【ランニングを頑張っても痩せません。どうしたらいいですか?】

 

こういう方、結構いるんじゃないかと思います。

これは、個人の要素も大きいので一括りで答えるのは難しいですね。

私が知る限りで、ご説明したいと思います。

 

 

☆お答え(1):先ず誰でも考える答えから。

基本は『食べるエネルギー(入れる)<走るエネルギー(出す)』で痩せます。

結論は、『もっと食べる量を減らして、走行距離を増やしなさい。』です。

 

体重減少の目的は、体脂肪を減らす事。

[1]有酸素運動:ランニング等、無酸素運動より低強度で

酸素を取り込みながら、糖・脂肪を燃やす運動です。

当然、長時間ほど脂肪の燃焼量が増えます。

 

[2]無酸素運動:筋トレ・100m走、など短時間で大パワーを出す運動。

この時、脂肪ではなく糖がエネルギーとなります。

 

という訳で、ダイエットにはマラソン・エアロビクスのような有酸素運動ですね。

 摂取カロリー(食う)<消費カロリー(走る)

 

一般的には、「食わずに走れ!」という事になります。

これまでよりも、食べる量を減らすか、走行距離を増やしなさい。

というお答えになります。

 

 

☆お答え(2):その前に、最近聞いた話しを聞いてください。

戦後のイギリスで、食べ物とカロリーを調べたところ

 

*20年程の間に、砂糖も脂肪も10%以上消費が落ちている。

なのに3倍に増えたのが『肥満』

砂糖・脂肪以上に、あるものを食べなくなったのが原因。

それが『食物繊維』

 

【食物繊維の効果】

①食物中の『ブドウ糖・コレステロール』の吸収を抑える。

②血糖値の上昇を抑制する効果が高い。

③腸内で発酵する事で善玉菌が繁殖しやすい腸内環境を作る。

④動脈硬化の原因になるLDLコレステロールの排出を助ける働き

⑤ヨーグルトのような発酵食品も腸内環境を整えてくれるが

食物繊維を一緒に食べることでさらに効果が高くなる

 

食べ物を変えると、わずか3~4日程でガラッと菌叢が変わるそうです。

肉を多く食べると、タンパク質を分解する菌が増えます。

免疫や脳の状態が下がると言われます。

 

食物繊維は腸内細菌のエサになります。

野菜を多く食べると、穀類を分解する菌が増えて腸内フローラが整い

免疫力が上がり、脳の機能も上がると言われます。(脳腸相関)

 

【食物繊維を多く含む食材・プレバイオティクス】

玄米ごはん・麦ごはん・豆類・野菜類・果実類・きのこ類・そば・ライ麦パン・しらたき・さつまいも・切り干し大根・かぼちゃ・ごぼう・たけのこ・ブロッコリー・モロヘイヤ・糸引き納豆・いんげん豆・あずき・おから・しいたけ・ひじき、等々

 

という訳で、ご相談者さんは腸内環境を整えてみて下さい。

同じ走行距離でも、体重が落ちるかも知れませんよ。

君なら絶対痩せられる!

 

☆皆さまのランニングの疑問にお答えします。

 こんな事わかんな~い、がありましたら下記の『コメントする』へどうぞ。

 一生懸命お答えいたしま~す。

 

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