正直、スタート前とても怖かった…
過去、これ程不安を感じてフルをスタートした事はなかった。
「自分は、もう速く走れないんだ…」
という、現実に向き合うのが怖かった
使 用 前…
11/3、『スポーツメイトラン渡良瀬遊水池マラソン大会』の
フルマラソン(42,195㎞)を走り
ワーストタイの3時間31分14秒もかかってゴールした。
これまでは当たり前に、「今日は○○分を切る!」
という、攻める気持ちでスタートラインに立っていた。
しかし今回は、「どんな結果が出るかわからない」
「最低でも3時間半は切りたい。でも、サブ4さえもわからない…」
という恐怖心を抱えてスタートした。
…使 用 後
理由は3つ
① 60歳
私は弱い性格なので、辛くなった時、頑張らない理由を探し
その理由を『年齢』のせいにして逃げてしまうかも知れないから
② ケガの再発
今年1月、スピード練習で『坐骨結節』を痛め
治癒に約2ヶ月を要し、トラウマになってしまった。
スピード・レースでケガを再発するかも知れない
という恐怖が、心の奥に残っていた。
③ スピード・レースを走っていない
2019年3月『板橋マラソン(フル/3時間18分)』以来
1年半スピード・レースを走っていない。
・4月『川の道・千曲川ステージ/254㎞』
・8月『ATCカップ・トライアスロン/S:1,5k・B:80k・R:24k』
・9月『信越五岳トレイルレース/161㎞』
・11月『沖縄本島1周サバイバルラン/400㎞』(223㎞リタイア)
と、辛く・長く・ゆっくりの耐久レースばかりで
「長く辛い」に耐えられても、「速くキツイ」に耐える自信がなかった。
レースは、2019年11月『沖サバ』の223㎞リタイアが最後で
2020年は今回のフルが唯一のレース。
レースを速く走る感覚は忘れてしまい
そのスピードを出すのが怖くて
年齢のせいにして諦めてしまう、のが怖かった。
結果は、最低目標の3時間半は切れず
徐々にストライドは狭くなり、辛うじてピッチを落とさない事が精一杯
周回ごとに、タイムが落ちて行く自分が情けなかった。
それでもゴール前300mは、振り絞って(遅いけど)全力疾走。
僅かばかりの意地を見せた。
結果は納得できないものの
スピード走の恐怖は消え
『諦め』でなく『悔しさ』を感じる自分が嬉しい。
また復活できそうな気がする。
【先週のトレーニング】
10/26(月):休 み
27(火):休 み
28(水):ラ ン・10,0㎞/56分47
29(木):ウエイトトレーニング
30(金):ラ ン・10,2㎞/59分28
31(土):ラ ン・10,0㎞/1時間00分36
11/01(日):休 み
02(月):休 み
03(火):『スポーツメイトラン渡良瀬遊水池マラソン大会(フル)』:3時間31分14秒
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】