日本時間9/8(日)19:05、『Tor des Geants』の挑戦者900名がクールマイヨールをスタートしました。
330㎞を制限時間150時間、日本時間9/15(月)午前3時までにゴールするという壮大なレース。
しかしその二日前9/6(金)に、『Tor des glaciers・トルデ・グラシエ(氷河の旅)』がスタートしています。
距離450㎞(300マイル) / 高度差32,000D+(メートル) / 制限時間190時間(9/6~15日)
昨年ご一緒させて頂いた、小野さんや鳥海さんらのトップ選手が走っています。
恐るべき距離と過酷さ、9日間もあの生活をしていたら、身体は一体どうなっちゃうのか想像できません。
その上、実際の距離も高度差も、多分発表より多いんだろうと思います。
< 2018のエイドの風景 >
昨年秋TOR(トル)完走後、私は第1回トルデ・グラシエの開催を知った時、出場しようと思いました。
しかし参加条件がなんと『トルデジアンを120時間以内完走』 (@_@)!
142時間も掛かった私のレベルでは到底無理と諦めました…
今この時間も、世界中から選ばれた100名の選手達が450㎞の過酷な山岳路を進んでいるはず。
< 昨年のTORは7日間とても暖かかった >
そして二日後の8日夜7時、私はイタリア料理店でTORのスタートをライブで見ていました。
これからの長い戦いに備えて、トップ選手でさえも明らかに抑えている様子。
昨年スタート時の感覚が甦る…
「周りに付いて行くのが辛い。なんでこんなに脚が重く動かないのか。これであと6日もつのか…」
と、かつて経験した事のない不安を今もはっきり覚えています。
その後の夢のような景色の日々、「これが本当の地球の姿なんだ!」と驚き続けた6日間。
2019ライブでのクールマイヨールの観客の服装は秋冬ウエアで、昨年のスタート時よりかなり寒そう。
イタリア時差は7時間遅いのでこの後深夜、2800~3000m級の山に入ればどれほど寒くなるのか。
< 2019はこんな! 長ズボンはないの? 足指かじかむ… >
今年は、数名の仲間を含めた41名の日本選手が、とてつもなく美しい地獄でモガイテいるはず。
FaceBookの写真では、雪景色も見えます。
できるだけお天気が多い事を願っています。
ここ数日、私の心はザワザワ。
昨年のTOR(トル:イタリア語で旅)の後、漠然と「来年も出たいなぁ。」と思っていました。
しかし、5月の『川の道・信濃川ステージ(後半の254㎞)』で、40時間も掛かった私は自信を無くし
「もう、ロングの辛いレースは嫌だ。」と避ける気持ちになっていた。
でも、9月に入りUTMBが終わった頃から、何故か心落ち着かなくなり、TORを思い出す事が増えた。
写真を見て、間もなくここを2019の選手達が通るんだと複雑な気持ちになりました。
なんで申し込まなかったんだろう?
まるで、昔の恋人を思い出して悔やむ気持ち…
さあ、前を向いて自分の仕事をしよう!
9/14(土)午後6:30、『信越五岳トレイルレース・100マイル』をスタートします。
TORの仲間達に恥じないレースにします。
【先週のトレーニング】
09/02(月):休 み
03(火):ラ ン:10,1キロ・1時間04分
04(水):休 み
05(木):①ウエイトトレーニング ②バイク:スピニング60分
06(金):ラ ン:10,3キロ・1時間08分 (暑い!)
07(土):①ステッパー・60分(レベル16~17) ②ラ ン(トレッドミル)・10キロ/52分
08(日):休 み
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】