気は焦ってもメンタルは切れる… | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

8/10(土)『ATCカップ・トライアスロン』(S:1,5キロ/B:80キロ/R:24キロ)に出るのですが

ずっと日曜日が雨のため、バイクの実走練習と、暑さに耐えるトレーニングができず焦っています。

 

毎年ATCカップは、高温の中で行われる罰ゲームのようなガマン大会。

ランパート24キロは、いつも午後1~3時過ぎの最高気温の中で、4,8キロを5周回します。

 

太陽にジリジリ焼かれ、ヘトヘトになりながら周回を重ねていくと、だんだんと選手が減って行く。

変だな~、と思ってるとみんなリタイアしてる。

 

大学名のウエアを着た学生、リタイアしてゴール周辺の木陰に寝そべって、走っている我々を応援する。

ダルそうに 「がんばれ~…」

手を上げて応えながら(お前が頑張れよ~。父親のような歳の我々が必死に走ってんだから!)と思う。

毎年、ATCカップはそんな感じ…

 

                  <暑い日差しの氷川神社の参道>

 

という訳で、台風予報の7/27・28(土日)は、ローラー台のバイク練習に集中する作戦。

27日に2時間/63,6キロこなした翌日の28日、予定は3時間/90キロ乗る予定でした。

 

ところが1時間09分/26,3キロ乗った時、ブツッと音がしてローラー台のコードが切れて止む無く中止。

後輪が回すローラーと、前輪が乗っているローラーを繋ぐコードが切れると乗れません。

ガッカリするも、仕方なくラン練習に切り替えて、最高気温を過ぎてもまだ暑い午後4時にスタート。

目標は、忍耐の16キロ!

 

                       <ローラー台の切れたコード>

 

4時過ぎ、スタートするとすぐ暑い…、暑熱馴化にはいいけどこいつは厳しい、と早くも気持ちが折れる。

なんとかやり遂げるため、いつもの大宮公園を避けて、日陰の多いさいたま新都心コースに向かう。

途中、『セオサイクル』さんに寄って、ローラー台のコードを注文する。

 

木陰の続く氷川神社の参道に入っても、気持ちの切れた脚は暑さに負けて歩きを要求して来る。

さいたま新都心に着くと、さいたまアリーナでは『RAIZIN』を開催しており

広場の会場では子供達のウォーターガン(水鉄砲)の大会が行われていました。

こっちは大汗でフーフーなのに、子供達はずぶ濡れで気持ちよさそう。

 

さあ、折り返して帰るだけと思ってGPSを見ると、予定の16キロに全然足りない…(*´Д`)

(どうする? …切り上げてビールにするか? …予定通りに行くか? …でもツライ、もうやめたい。)

 

 

左肩の悪魔が囁く… 「もうやめろよ。お前はよくやったよ。冷えたビールが待ってるぜ。」

すると右肩の天使が 「そんなんじゃダメだろ。予定は16キロだぞ。くじけず最後まで走れ。」

悪魔 : 「先週64キロの疲れが残ってるしこんなに暑いんだ、身体に良くないぜ。さあ、帰ろう!」

天使 : 「沖サバはこんなもんじゃないぞ。この程度で止めてたら完走なんかできないぞ。」

 

確かに『沖縄本島一周サバイバルラン』(400キロ/72時間)は、この程度で音を上げてたら完走はムリ。

  ハァ~… ため息をついてから  「クソッ!」

 

脚を大宮公園に向け、ヘロヘロのメンタルとボロボロの身体で、1周2キロを2周回して4キロこなす。

メンタルは潰れて、すごく遅い1キロ/8分で脚を引きずりながら、なんとか16キロに乗せて帰宅。

 

汗だくのままチューハイを一気飲みして、達成感か疲労感かわからないまま終了。

取りあえずやり終えた事に満足して、大宮の花火大会へ行ったのでした。

 

                          <大宮花火大会>

                  ~~~~~~~~~~~~~~~

  【 ランニング ちょびっとアドバイス ~その3~ 】

   ~膝を股関節の真っすぐ前に出す。~

 

膝を、股関節の真っすぐ前に出すのは、推進力を真っすぐ後方に向けて使い、速く走るため。

 

蹴った脚が、後方の外側に流れるフォームのランナー、がいます。

これは、内股をこすり合わせるように、膝を前方の内側に向かって出すので

後方へ蹴った脚が外側に流れるためで、前方への推進エネルギーのロスになります。

 

斜め・外側(↘)に蹴るエネルギーは、『後方(↓)へのエネルギー+外側・横方向(→)へのエネルギー』に分けられ、『外側・横方向(→)へのエネルギー』はムダで、それを後方に使えばもっと速く走れます。

 

さらに故障の問題があります。

 ① 膝関節   → 前後方向にしか屈曲・伸展しません。

 ② 足首関節 → ほぼ前後方向にしか屈曲・伸展しません。(爪先下げた時、やや内返しする。)

 ③ 足指関節 → 前後方向にしか屈曲・伸展しません。

 

上記三つの関節は、原則前後にしか動かず、横方向に開いたり回旋運動するのは股関節だけ。

股関節で、膝関節を前方・内側に出すと、着地時に膝関節・足首関節・足指関節は捻られます。

 

捻れ応力で、外反母趾を作ったり、縦アーチ(土踏まず)を壊したり、『有痛性外脛骨』を作ります。

これらの治療は、捻じられた関節バランスを戻すことはもちろん、捻じる動作を止める必要があります。

 

そのために、『膝を股関節の真っすぐ前に出す。』動きが絶対必要だと思います。

是非実践して、故障無く・速く走るフォーム身に着けてください。k

 

【先週のトレーニング】

07/22(月):休 み

   23(火):休 み

   24(水):休 み

   25(木):バイク:スピニング60分

   26(金):休 み

   27(土):バイク:ローラー台2時間/63,6キロ 31,8㎞/平均時速/37,0㎞/瞬間最高時速

   28(日):①バイク:ローラー台・1時間09分/26,3キロ 31,5㎞/平均時速/35,2/瞬間最高時速

         ②ラ ン:16,3キロ/1時間58分

 

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                           【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】