6月9日・雨の日曜日、霧に煙る飯能グリーンラインを5時間半のランニング。
本来この日は、所属する『ATC・全日本トライアスロンクラブ』の、白石峠を登る自転車練習会でした。
ところが、朝起きると雨。
すぐに「(大宮は)雨なので行かない。」とLINEすると、「こちら(浦和)は降ってないので行く。」との返信。
流石、炎のトライアスリート集団! …私は根性なし
しかし、行っても山中は絶対雨、自転車での峠下りは危険と判断し、途中で引き返すとだろう予想。
私は一人ラン練習に変更し、それなら同じグリーンラインを走ろうと、飯能・鎌北湖へ出発。
相棒は、9月に『信越五岳100マイル』を一緒に走る家のカミさん。
私の決心は、11月の沖サバのため、毎月1回『50キロ走 or 5時間走』を決行する事。
※沖サバ:『沖縄本島一周サバイバルラン』。沖縄本島400キロを72時間制限で走るレース。
11月22日(金)昼12:00にスタート→25日(月)昼12:00までにゴール。
朝8時半、小雨の中、霧の鎌北湖をスタートし、グリーンラインに上がります。
本来雨ランはキライでも、本番で三日も走ってりゃ雨の日もあるだろう、と想定しての練習。
雨で濡れた木々を見ながら静かな山中を走っていると、なんとも清々しい気分になってきます。
時々、カミさんとたわいない会話をしながらのんびり進みます。
以前、同じラン練習(30キロ)の時は、この登りの多くを歩いたのに、今回はほとんどきつくなく走れる。
さて、グリーンラインに上がると寒い。
半袖Tシャツ・半タイツのいでたちに、アームウォーマー(AW)とレッグウォーマー(LW)を着けます。
これで少し暖かくなって体幹は汗をかくも、手足はあまり感覚がない程度の寒さ。
こんな小雨の山中に、ランナーはいないだろうと思うも、数人のランナーとすれ違い驚きます。
どんな世界でも、もの好きはいるもので… ハイ、私達もそうですね。
笹郷を過ぎ、顔振峠を通過し、約15キロ地点の高山不動尊を通り、ジャスト3時間地点で折り返します。
3:00:00で折り返すと、距離は丁度21,1キロのハーフマラソンの地点にビックリ!
25キロ地点、脚の疲労は感じるものの、頑張れば走れるので、登りもできるだけ走ります。
沖サバで最も重要な要素は、『心の強さ』。
本番で、真夜中何もない一本道を一人ぼっちで数時間進む事は、経験済み。
100キロ以上走った痛みや辛さと向き合わなければならず、弱い心ではすぐに歩いてしまう。
72時間で400キロの沖サバは、ダラダラ歩いていては間に合いません。
辛くても走り続けるための5時間走トレーニング。
往路が3時間丁度、復路が2時間32分と、復路の下りをかなり飛ばしました。
復路はやや下り基調なのでスピード速く、疲れた脚に着地衝撃がガッツンガッツンきます。
ん~、キツイけどこれでまた強い脚になる、と確信します。
走行時間:5時間32分17秒/距離:グリーンライン42,2キロ
しかし驚いたのは、去年UTMBを46時間03分でなんとか完走した家のカミさん、後半私を引っ張る。
恐るべき、身長151センチの小ちゃいおばちゃん、50歳過ぎて確実に強くなってる…
~~~~~~~~~~~~~~~~
因みに、ATCの自転車練習会の7人は、なんとあの雨の中を白石峠上ったそうです。
脱帽です((+_+))
【先週のトレーニング】
06/03(月):休 み
04(火):ウエイトトレーニング
05(水):休 み
06(木):①ラ ン:8,0キロ/50分 ②バイク:スピニング60分
07(金):休 み
08(土):①ラ ン:トレッドミル10,0キロ/52分 ②スイム:2,0キロ
09(日):ラ ン:飯能グリーンライン42,2キロ/5時間32分
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】