合わないシューズの痛み/充実と嫉妬 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

ひと月ほど前から、治療用シューズの緩みが気になっていました。
ヒモの無いアッパー(シューズの上面部)が伸びて、中で足がズレる感覚が強くなっていた所
「まぁ、いっかー」と先伸ばしにしてたら、<右足外くるぶし・後側>に痛みが出ました。

骨盤・股関節のアジャストの時、踏ん張る右足が滑るため、変なカッコで踏ん張っていたら
<長腓骨筋腱・短腓骨筋腱>の通る<外果(外くるぶし)後部>にイヤな痛みが発症。
長腓骨筋腱と短腓骨筋腱は、共に足首を外回し・小指側を上げるように捻る筋肉。

 

              

【外果・後部の赤矢印部分】

歩行中、時々ズキッと痛み、安静にしていても突然ズキズキっとする事がしばしば。
まだランニング時の痛みは無いものの、放っとくと悪化するのは確実。
という訳で、シューズの新調と足(首)関節の調整。

解剖学上『足』とは「足(首)関節より末梢の部分、内果・外果(内外くるぶし)~足趾まで」
見えないものの『足』部分にはたくさんの関節があり、全部バランス調整する必要があります。


足(首)関節~ショパール関節~リスフラン関節~MP関節、までを慎重に関節面圧で調整。
載距突起にもきちんと距骨を乗せる、等を三日間・6~7回行って痛みはほぼ消失。
やっぱりシューズの条件は大事です。

で、ドンキへお買い物。
安物ながらソールがグニャグニャに曲がり、足にピッタリする物を選びました。
でも、ちょっとハデ過ぎ…(+_+)

 


  【ぐにゃぐにゃソール・素早くヒモを締めるシューレースロックを付ける】

9/9(土)は、当院患者さんのモチヅキさん(女性)が『白馬国際トレイルラン・50キロ』に参加。
という訳で、モチヅキさん頑張っているので、私も50キロ走にチャレンジ。
夕方4時30分スタート、大宮公園Nack5スタジアム~遠回りで埼玉スタジアム2002迄25キロ。

 

2002に午後7時03分到着、浦和レッズが試合中。(残念ながら柏レイソルに2対1で惜敗)
ここまでキロ6分ペースで来たのに、残念ながら緊張が切れてスピードダウン。
ダラダラ走りのキロ7分ペース、「50キロどうしようかな~…」とメンタルもボロボロ。
「今日は40キロでいっか~」と根性の消えた私は、トボトボ家路に…

しか~し「40キロは切りが悪い。どうせなら42,2キロだ!」と悪あがきの遠回り。
走行距離42,27キロ、4時間29分で帰宅。

どうも私は、誰かが頑張っていると、一緒に頑張りたくなってしまう。
9月末は、我がTeam Vibaから『スパルタスロン(アテネ→スパルタ:246キロ)』に出る仲間。
そして今度の9/16(土)~18(月)は『信越五岳100マイル(160キロ)』に挑戦する仲間がおり
100マイル初完走のための、ワクワクドキドキの緊張感が伝わってくる。

『MDSサハラマラソン』を一緒に走ったノリさんは、FBで『アタカマ砂漠マラソン』
(7日間/250キロ)』に参加表明。
フルマラソンの経験だけでサハラを完走したノリさんは、たぶん最高にドキドキしているはず。

きっと私は、この緊張感に憧れているのだと思う。
暑くて歩きたい、前だけを凝視し、身体中の痛みに顔を歪める、あきれるような距離への挑戦。
そのための装備チェックと、嫌になるようなトレーニング。
過ぎてしまうと、そんな数ヶ月が最高に充実していた事に気付く。

やり切ったトレーニングと、選び抜いた装備でスタートラインに立つと
同じ目的で世界中から集まった、スゲー面構えの野郎やレディー達。
しかし写真を見ると、自分も同じ顔をしている。

…またそこへ帰りたい

最高に充実している仲間達が羨ましい、もしかしたらこれは嫉妬なのかも知れない。

〖先週のトレーニング〗
09/04(月):休み
  05(火):ウエイトトレーニング 
  06(水):休み
  07(木):バイク:スピニング50分
  08(金):休み 
  09(土):ラ ン:42,2K・4時間29分
  10(日):休み

              〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗