9/3(日)『佐渡国際トライアスロン』(S:3,8K/B:190K/R:42,2K)をミノダさん、ウチノさん完走。
『UTMB・ウルトラトレイル・ヴ・モンブラン(168K/47時間制限)』をウスイさん完走。
UTMBのスタート前に行われた『TDS』(119K)をキシさんが完走し
同じく『CCC』(100K)をナカジマさん、マリコさんが雨の中をゴール。
先週は多くの仲間達が過酷な難コースに挑戦し、最高の笑顔で完走率100%。
ウスイさんがUTMBを走っている土日、ウスイさんの気持ちを無性に知りたくなった私は
土曜日30キロペース走(30,1K/2時間50分)と、日曜は奥武蔵のトレラン(24,1K/6時間06分)へ。
とにかく「ボロボロにならなければ」という衝動に駆られる。
そうしないと理解できないから
土曜の30K走の最中、次第に重くなる脚に「ウスイさんは20時間走ってる。こんなもんじゃない」
自分は帰宅して食事そして寝られる。ウスイさんはこの後20時間以上進み続けなければならない。
前日にキシさん、マリコさん、ナカジマさん達の疲労しつつも誇らしげな最高の笑顔。
今年は、気温が低く天気が定まらない厳しい環境の中、雨のシャモニーにたどり着いた仲間達。
自分も何かしなければ…、居ても立っても居られない気持ちがウスイさんの挑戦でピークに。
走り出すとすぐレースペース、次第に苦しくなっても押し通す。 するとふと気づく…
ウスイさんの気持ちを知りたいんじゃない、あの気持ちに帰りたいんだと。
どんな気持ちか百も承知、レース中何を考えてるかなんぞ知り尽くしています。
目の前の問題を淡々とこなしていくレース中、先送りはない、今やるかやらないか、だけ。
補給は? 筋肉の状態は? 前の走者の動きは? この着地衝撃で足底の疲労は? 発汗量は?等々
走りながら考える、このボロボロの状態で何をするのか、ギリギリで選択する最も良い方法。
欲しくないが食べる、体幹後面の筋を使う、前走者を抜く、ピッチを上げて衝撃を低減、水と塩の補給。
そう、この感覚… 大げさに言うと「勝負してる」感じ、これを味わいたかったんだ。
他のランナーが何故過酷なレースを走るのか、私は知りません。
用も無いのに42,195キロ、凍える中の168キロ、酷暑の246キロを走るのは何故なんだろう。
私は若い頃、100キロマラソンを走った先輩に憧れました。
「自分もできるだろうか?走ってみたい」
昔流行った誰かの歌の歌詞、時々ふと思い出します。
…ボクは自分の限界を知るために、生まれてきたんじゃない…
しかし私は57年も生きているのに、そんな事さえまだ知らない。
まだできるんじゃないか、あれもやってみたい、これができるんならそれもできるかも…
チャレンジの時、私にとって一番近い気持ちは「できない気はしない」という感覚。
不惑の年はとっくに過ぎているのに、『未知』を知るためのオヤジの挑戦は
迷いながらもまだまだ続きます。
〖先週のトレーニング〗
08/28(月):休み
29(火):ウエイトトレーニング
30(水):休み
31(木):バイク:スピニング50分
09/01(金):休み
02(土):ラ ン:30,1K・2時間50分
03(日):ラ ン:トレイル24,1K・6時間06分
〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗