みなさん、こんにちは!
ひよこパソコン教室前橋校の
チーフインストラクター・生方です。

今日はパソコンの用語についてご説明します。
いまパソコン売り場で並んでいる機種の中に
「SSD搭載パソコン」というのを見かけます。
この「SSD」というのは何の事か、お分かりになりますか?
SSDというのは、
「Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)」
の略です。
SSDは、HDDの進化形として使われる記憶装置です。
HDDとSSDの大きな違いは、記憶部分の仕組みです。
HDDは、とても薄い円盤に磁気で情報を保存する仕組みになっていますが、
SSDは、半導体に電気を通して情報を保存する仕組みです。
半導体に保存する仕組みは、USBフラッシュメモリーでも利用されているので、
SSDと言うのは大きなフラッシュメモリーだと考えてもいいでしょう。
SSDの特徴のひとつとして、データの読み書きが高速というのがあります。
HDDよりも早くデータが記録・呼び出しできるので、
SSDに替えるとパソコンの起動や動作が早くなると言われます。
場合によっては、パソコンの起動にかかる時間が
最大30%は早くなることもあるようです。
また、SSDは動作音がないのも特徴です。
HDDは円盤をモーターで高速回転させているので、
パソコンの電源が入っている間は常にモーター音がします。
ですが、SSDは半導体に電気を通しているので
モーターのような動作音はまったくありません。
これは非常に素晴らしい点ですね。
しかし、SSDにも問題点はあります。
それは価格と容量です。
例えば、『価格.com』のランキングで
人気トップになっている商品を比較すると、
SSD … 容量:250GB 価格:¥9,979
HDD … 容量:3TB 価格:¥9,304
といった感じです。
価格はほぼ同じぐらいですが、
容量はHDDのほうが12倍も大きいです。
SSDはまだまだ高価で小容量なので、
当面はHDDが主流となるでしょう。
もしパソコンを買い換える場合には、
「SSD」に注目してみてはいかがでしょうか。
動きがサクサク早くなり、快適に利用できると思いますよ。
それでは!!
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