
これでも空いているほうじゃないかと思うのだけど。
夕方なんて人いっぱいだものね。
まだ早い時間だったのでうまいこと人の流れを読んだら。
ほぼ人のいない写真を撮れました、それだけです
香港ぽいのかなんなのかも最早分からない写真だけど
景色の独り占めみたいなものかしらー。
香港は豚年。
そして金運だっけ、豚は縁起物。
よく見かけました、レトロで可愛い顔してます。
それでは豚の写真を見ながら、タイトルのマッサージについて。
ガイドブックに割引付きの広告があったお店が、開店早め。
そこで長めのマッサージ受けてホテル行くかぁ、と話し。
こちらに行くことにしました。
我が家的に一番好きな香港マッサージのお店は
ビルごとなくなったためジプシー状態。
尖沙咀で結構上手なところ見つけたけど開店がゆっくり
しかも営業しているのか見に行くのも面倒、ないかもしれぬ。
それで賭けだねーと康達行ったのね。
入ると店のおじさん(社長)がひとり。
入れ座れと言って誰かに電話。(あるある)
その間にメニューを見る、手持ちの割引広告と比べる、と
「同じだからその本は必要ない」
閉じさせたがる社長、自分の持ってきたメニューをぐいぐい。
そう違いはないのだけど、見たいじゃないか
そこに呼ばれたおばちゃん登場。
何故か社長が私担当で、おばちゃんが夫担当になるらしい。
おばちゃんが夫にメニューの解説を始めた。
夫が持っている本を見て、割引の説明を開始。
そこで社長がおばちゃんに怒鳴りだす
おばちゃんなにやら言い返し、とりあえず足つぼマッサージが
始まりました。上手。
上手なんだけどさ。
途中でまた喧嘩するのね、ちょいちょい。
そのたびに怒鳴るおじさん、頭に血が上るのか手に力が
ぐっと入って痛いわけ。
結構温厚なわたくしでございますが途中数回
「ちょっと!いたーーーーーーーい!!!!!」
大声を出し、足を引っ込めたのですね。
普通ここで謝るよね。
謝らないんだ、その社長。
ひっこめた足をぐっと引っ張り、なにもなかったかのように
マッサージを続行するんだ。恐怖...上手いけど。
途中から日本人の若い娘さんがふたりいらして、香港人の
中年男性もお客でいらして店員も徐々に増えて。
おばちゃんと社長の喧嘩はなくなり、穏やかに施術。
夫の足つぼ担当は非常に上手で女性にしては力強く
相当当たりだったそうな。
社長もツボが的確で痛いけどすっきり。
相当痛いけど遠慮なく痛いけど、ツボ入りました。
だけど社長を好きになれないわ。
メニュー隠そうとしたりするのもそうだし、怒鳴るのもそうだし
感情的になって私の足をぎゅーーーーってしたのもそう。
体はすっきりしたし夫はうっとりしていたけど。
全身も割引するヨ!肩こり腰楽になるヨ!ディスカウント!
おばちゃんが笑顔で夫を誘います。
やりたかったらおやりなさい。
だけど全身はおばちゃんと社長をチェンジしてほしいわ。

