

「忙しいと握るのでいっぱいいっぱいになるから
これくらいのほうがいいなぁ」
そう仰いながらカラスミを出して下さいました
美味しい、カラスミ界でトップクラスだと思うのです。
とりあえず私はここのカラスミがツボ。
おまけでゲソまで頂きました、とても嬉しい。
おまけの美味しさに途中から日本酒頼んでしまいましたわ。
お友達も写真を撮っていなかったのだけど、酒盗で作った
ゴボウのおつまみも出してくれて。
それがまた、日本酒を飲みたまえというお味でした。
握りのコースをお願いしました。
全体的にツボに入るラインナップだったのもありまして
さらには食欲の秋ということもあり、私だけ2回転
お友達は小食なので待っていてくれました、申し訳ない。
美しく美味しいコハダちゃん
お鮨というのは、なぜこんなにも幸せを感じるのでしょう。
焼き肉もあがるけど、お鮨のほうがあがるかな。
以前とある女優さんが口小さいということで、行きつけの
お鮨屋さんで半分に切れ目を入れてもらっていたのね。
「そんなに口小さいのか、小さそうだけどそこまでなのか」
そう思ったけれど、別の意味で包丁入れてほしいかも。
二度に分けて楽しみたいかも、せせこましいわね。
言えば切ってくれるのかもしれないけど、言いません
一口で食べるために計算されているだろうから。
それに私の口は小さくはないし。
今回のヒットはカワハギ肝和え。
叩いて和えて、そこに刻んだ葱も少々。
絶妙な味付けでかなりたまらなかったです。
これ食べたくて二周目に突入したと言っても過言ではない。
多少はくどくなる一品だけど、大丈夫。
そんなことより今美味しいものを食べること重視。
だから食べます。
多分白エビだった気がします・・・おぼろげだわ。
もちろん上のウニも美味しゅうございました。
江戸前の、いわゆる仕事がしてあるというのでしょうか。
お醤油いらずな完成形で出てくるお鮨。
あれが本当に好きです。
自分でお醤油つける系より断然に好きです。
熱く伝えたいこの想い。
大好きな赤貝は、二周目のときいなかった・・・
美しい赤貝、美味しい赤貝。
貝の中でも上位に大好き赤貝。
エンドレスにいけそうですよね、赤貝って。
少なくとも私は延々と、そうね、10個はいける気がするのです。
途中でホヤを出してくれました
普段なかなか自分では食べる機会がございませんもので
本当に珍味で。
日本酒を頂きながら、ちびりちびりと食べると美味しく。
大人になったなと思うのです。
だってホヤだよ!
ホヤに日本酒にお鮨屋さんのカウンターだよ。
大人じゃないですか、楽しみ方が。
なんだったっけ、かの炙り。
もう本当に覚えていないうえ、写真を見ても???
多分だけど大トロだわ。
じゅわっとしてとろけた記憶だけありますの。
魚ってお鮨って素晴らしい
贅沢な時間を堪能しちゃう、ありがとう夫。
そしてありがとう、海の神様、あと鮨連合会みたいなの。
全日本鮨連盟みたいなのがあればそこに感謝。
私の目にははまぐりに見えるのです。
合っていますか。
美味しかったはずなのだけど、二周目でこれをカワハギに
置き換えてもらったということは、そういうことですね。
カワハギ超えならずということですね。
この日の体調とカワハギの旨さが、なんかどうにもはまって
絶好調になっていたものですから。
そして築地移転によるランチタイムの程よい空き方。
あと板前さんの機嫌のよさ。
↑絶対これってありますよね、人間だもの。
ゆえに置き換えは何がよろしい?
もしかしてあれいっちゃう?
「えー・・・いいんですか」
カワハギ肝和えをにひたすら置き換え。
許される限り置き換え。
アラカルトでやったならお値段にひよりそうなのだけど
これはコース内での置き換えだから良心的。
「次の予定は~だけど、違うのにする?どうする?」
「違うのにします」
「なににする?もしかしてあれいっちゃう?」
「え^^いいんですか?」
この繰り返し。
たまたま空いていた平日のランチタイムと、板前さんの気分と
さらには自分の体調とがはまったとある日の出来事。
ちょっとでも調子が悪かったなら、カワハギ肝和えなんて
結構ヘビーだからそんなに食べられませんって。
だって中年だもの。
このあとぽんぽこりんのお腹を抱えて、お友達の新居へ。
まったりしっぽり飲みなおして帰宅致しました
新居というか引っ越し先。
それがまだ新築みたいなもので。
「わぁ築浅って感じがするね」
そう呟きましたところ、彼女の耳には
「わぁちくわって感じがするね」
そうか、この茶色い壁の感じとかちくわっぽいか!
納得したそうです。
日本語って面白いですね^^
人の新居見てちくわって言うやつがいたら、ちょっと
えいってパンチ入れたくなりそうなものですけれど。
さてそれじゃ、私は荷造りをしなくてはなりませんので
このへんで終わりにしておきます。
ご清聴ありがとうございました。
またね、またきてね