ZXねこままんR -91ページ目

MJGP 「Fastest -M」1~2話リメイク!!(゚∀゚)ノ

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さて、再放送2回目は、昨日読者様からのリクエストもあった「Fastest-M」である(゚∀゚)ノ今回は1~2話をまとめて放送でつ。

このシリーズは、全6話を1年かけて連載され、大変好評をいただきますた。

「ねこままん」の転機ともなったエポックな作品で、画像加工、効果音、完全創作を本格的に始めた作品でもありまつ。
(`・ω・´)


今読み返すと、画像処理の甘さや(特に初期)、画角の甘さ、文章の稚拙さや読みにくさが目立ちまつが、後半に行くにつれ、少しづつ作者も成長していたことがわかると思いまする~。

作品は、当時のメインテーマであったモータースポーツを何故か「まんじゅう」で表現(((((((( ;゚Д゚)))))))
最初はコミカルな話か?と思うかもしれませぬが、徐々にシリアス系モータースポーツマンガのようなお話になっていきまする~。


コミカルでありつつ、ストーリーはしっかりとモータースポーツさせたいと思い、F-1等のモータースポーツをかじっている人にはニヤリとするエッセンスを散りばめていまする。また、初めてブログ作成でプロットを作成し、複線を考えた作品でもありまつ。
(゚∀゚)ノ


古くからのファンは懐かしんで、新しい読者のみなさんは、新鮮な気持ちで読んでいただければ幸いでする~
ちなみに、二度と続編は作りたくないと思う程大変な製作ですた(´;ω;`)ブワッ



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■第1話「旅立ち」


僕は、「お茶の時間」が嫌いだ。



お父さんも、お母さんも、僕も

「ただ食べられるだけ」

そんな生活に嫌気がさしていた。

僕は―




僕は―




僕は

レーサーになりたいんだ!!












レーサーになりたいと話したら、お父さんはカンカンだった。

お母さんは泣いていたと思う。

「チビまんじゅうは、普通のまんじゅうよりも小さいの。だからレースには出れないのよ」

泣きながらお母さんはそう僕を説得しようとした。

でも、僕は知っているんだ―

レギュレーションでは僕だって参加できるはずだ。

僕は家を飛び出した。

そして、「彼」に会ったんだ―


※MJレーシング代表 ペーター・キョロチャ

注)MJレーシングは、MJGPでの中堅チーム


彼は言ってた。


「君は小さい。ANN-KOが少ない分、パワーでは劣るが小さくて軽量な事は武器になる」



僕は彼のチームのサポートを受けて走る事になった。


2009 KTMJ(カートまんじゅう) KM2クラス チャンピオン




2010 MJGP3チャンピオンシップ  シリーズ2位


―そして2011年


僕は今・・・・・!!

 

ここにいる!!

 

2011 MJGP Round 2 MONACO

 

予選では、憧れの「レーシングまんじゅう」の2つ後ろのグリッドにつけることができた。

「夢みたいだ!!!」



実況:
「さぁ!いよいよ伝統のモナコMJGP。優勝の栄冠を手に入れるのは、常勝レーシングまんじゅうか?はたまた、YOMOGI-01か?3番手には、新人「ちびまんじゅう」が虎視眈々とチャンスを狙う!
MJGP(まんじゅうグランプリ)まもなく、スタートです!!」




■第2話 「オーバーテイク!!」

 

興奮気味のアナウンサーの声が、スピーカーから響く。


「さぁ!!伝統のモナコGP!!いよいよフォーメーション・ラップのスタートです!!」

グリッドに並んだMJマシン達のエグゾースト音がひと際高くなる。


ペースカーに先導され、次々にマシン達が動き始めた!!


 

・・・・1コーナーで、「YOMOGI-01」の前に出る。

トリッキーなコーナーが連続するモナコGPのコースレイアウトでは、スタート後のポジションが重要になる。

小柄なマシンを活かして、スタートで「レーシングまんじゅう」の後ろにつける。それが「ちびまんじゅう」が出した答えだ。



■その頃・・・モナコGP MJレーシングピット内
 

「久しぶりだね。ペーター」

 


年老いた風貌だが、目は異彩を放ち何とも言えぬオーラを漂わせている。身なりの良いスーツが、彼の経済力を静かに主張している。

「バーニー・キョロチャーンじゃないか!!」


「実質的にMJGPの全てを掌握するMJ会長バーニーは、ペーターとはレーサー時代の同期だ。

久しくサーキットに姿を現す事の無かった「バーニー」の突然の訪問にペーターは驚きを禁じ得なかった。

「いったいどうしたというんだい?君がGPに顔をだすなんて?ビジネスの方が忙しいんだろう?」

首を振り、サーキットに目を向けるバーニー。

「彼だよ。彼」


 



「ああ、うちの期待の若手だ。さすがはバーニーだ。彼の才能を見抜いたのかい?」


 


「何故、あんな小僧を雇った」

「!!??」


ペーターは耳を疑った。
「何故、あんな小僧を雇ったと聞いているんだ。彼はマーケットに何の影響も及ぼさない。スポンサーすらついていないじゃないか。」


「バーニー・・・、いや、それは違う。彼はペイドライバーなんかじゃないんだ、第一・・・」
(注:ペイドライバーとは、スポンサーからの持ち込み資金により、シートを獲得するドライバー。レースの世界では、腕よりも金のためにこれらのドライバーを雇用することが多い)


反論するペーターに、バーニーが制止するかのように言葉を続ける。

「いいか、ペーター。MJGPはショーだ。ビジネスなんだよ。今年は観客の入りもいい。また、中国でのGP開催も決定しているんだ。ペーター、悪い事は言 わない。次戦から彼を降ろすんだ。私が中国の「月餅」を紹介してやろう。同じく若手で、マネーの後ろ盾もある。何よりチャイニーズ・マネーの流入は、我々 にとっても損な事ではないだろう?」

「・・・・・」ペーターは黙って首を振る。

「もう少し、君は利口だと思っていたんだがね・・・。残念だよ。私が君のチームのメインスポンサー企業の大株主だということは、知っていると思ったんだがね・・・」

バーニーは吐き捨てるように言うと、踵を返しペーターの元を去った。

「ちびまんじゅう・・・・」




グリッド上の「ちびまんじゅう」を見つめる。
 


正直なところ、今年のチーム予算はサブスポンサー数社の撤退から厳しい状況が続いている。この上メインスポンサーに降りられたのでは、チームの運営は実質的に破綻する可能性が高い。


・・・・・・これが、ちびまんじゅうの最初で最後のレースになるかもしれん・・・。だがな、ちびまんじゅう。後に大きくなるMJ(まんじゅう)は、たった1回きりのチャンスでも、しっかりと自分の手で結果を掴みとるんだ!!!・・・俺は、信じている・・・・。


ペーターは雑念を振り払うように大きく首を振った。




シグナル・・・・

ブラックアウト!!!
 

とてつもないスキール音と伴に、路面に浮いた埃が舞い上がる。 モンスター・パワーと言われるMJGPマシンが、一斉のそのパワーを爆発させ疾走を始める。

「さぁ!!、1コーナーを誰よりも早くかけぬけたのは、やはり常勝レーシングまんじゅう!!そのあとに、YOMOGI-01、ちびまんじゅうと続きます!!スタート前の隊列はそのまま!!」

YOMOGIの撒き散らす粉が、容赦なく「ちびまんじゅう」を襲う。

スタートでのジャンプアップは叶わなかったANN-KO量の差が悔しくも出てしまった格好だ。

「だけど・・・彼は重量からブレーキングポイントは僕よりずっと手前のはずだ、それにコーナー出口ではもたつく!!」

YOMOGI 01が、レーシングまんじゅうに仕掛ける。
 


しかし、常勝レーシングまんじゅうは、巧みなブロックラインでYOMOGIの攻勢を防ぐ。

YOMOGIのラインが膨らむ


 



―ここだ!!
 


「ああっと!!一瞬のスキを突いてここで新人ちびまんじゅうが仕掛けていくぅぅぅぅ!!!」


 

ウアアアアアッ!!

 


「なんと!!MJGP初参戦のちびまんじゅうが、今YOMOGI-01をオーバーテイク!!信じられません!!何と言う新人でしょう!!」

―やった!!次は、「あの人」だ!!

「さぁ、とどまる事を知らない超新星ちびまんじゅう!!次に料理をしようというのは、王者「レーシングまんじゅうだ!!!」

 



第2話 完

■いやはや、未熟すぎて恥ずかしくなる作品でつが、この後物語は思いもよらない方向に展開していきまする(`・ω・´)お楽しみに。


■この作品は、マンガ「capeta」と当時のF-1ドライバー小林可夢偉をモチーフに描かれていまする。
当時3流チームの非力なザウバーで戦う小林可夢偉の熱い走りに激しくインスパイアされますた。
(´・ω・`)
F-1とカネをめぐる問題も盛り込んでいまする。現在はすっかりF-1への興味を失ってしまいますた。

ペーターは、当然ザウバーの新人発掘名手ペータ・ザウバー、バーニーはバーニー・エクレストンがモデルになっていまする。
なのマシーンのおもちゃで大半の登場人物を作成していまする~(゚∀゚)ノ
登場している他のマシン達も良く見ると面白いでつぞ!!
再放送中、過去記事は閉じさせていただきまつので、未読の人はリアルタイム感での連載を楽しんでくだされ~。

■定置網開始後、サケ釣行は少しだけお休みしていまする(゚∀゚)ノだいぶ疲労が回復しますた!!



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