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MJGP 「Fastest -M」5~最終話リメイク!!(゚∀゚)ノ



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再放送最終回でつ!!(゚∀゚)ノ
楽しんでくだされ!!


■第5話 「Fastest-M

 


アナウンサー「さぁ、いよいよやってきました、MJGPモナコグランプリ。今年は、例年以上に見所が満載です!!」

「なんと3年ぶりに、あのレーシングまんじゅうが現役復帰です!!。一時は再起不能と言われた重大なクラッシュから見事復活!!予選では常勝YOMOGI-03に一歩及びませんでしたが、フロント・ロー2番手を獲得です!!ボディの修復跡が痛々しいですが、全くブランクを感じさせません。復帰第1戦を勝利で飾りたいところ!!」

 


「更に、先日逮捕されたバーニー・キョロチャーンの事件を受け、冤罪を被っていたちびまんじゅうが、なんとMJGP復帰です。3年前、大事故の引き金を引いたと、悪名を轟かせたちびまんじゅうですが、今回再び古巣のMJレーシングよりグリッドに戻ってきました。しかし、予選では新リアウイングのセッティングに苦しみ、更にトラフィックに巻きこまれたことから、Q1敗退。19番グリッド後方からのスタートになります。完走を目指したいところです!!」

ちびまんじゅう:「僕は絶対に、追いつく。あなたの元へ!!」


スタート前、レーシングまんじゅうは、ちびまんじゅうの元を訪れていた。

 


レーシングまんじゅう:「あの事故はレーシングアクシデントだった。全く気にしていないさ。それよりもちびまんじゅう君。必ず私に追いついてきて欲しい。君なら予選グリッドは関係ない。私は全力で走る。そして君と戦い決着をつけたいんだ。心の底からね」

ちびまんじゅうの目から涙がこぼれた。

絶叫するアナウンサー。


 


「さあ、シグナルが灯る!!!今ブラックアウト!!各車一斉にスタート!!」

凄まじい咆哮を上げ、モンスター・パワーを得たまんじゅう達が怒涛のように1コーナーめがけ突進を開始する。


 


「1コーナーを制したのはYOMOGI-03。レーシングまんじゅうは一つポジションを落として3番手です!!」

「さあここで!!レーシングまんじゅうが仕掛ける!!いや、抜かせない!!YOMOGIしっかりとブロックラインを譲らない!!さすが老練なベテランの技!!」


 



「ああっ!!!なんとアウトから!!アウトからレーシングまんじゅうが先頭2台をパス!!!オーバーテイクのセオリーを無視した信じられない光景!!ブレーキングの様子がまったく見えません!!」

「トップはレーシングまんじゅう!!まさに王者の帰還です!!」

 


「ぜぇ、はぁ・・・僕は・・・必ず・・・」

ちびまんじゅうは、後方集団に埋もれながらも、無心で追い上げを図る。


小さいボディだが、スキン(まんじゅうの皮)にかかる負荷は、既に通常のレベルを超えていた。

スキン(皮)の耐久性を無視したハイ・ペースで渾身のラップタイムを刻んでいくちびまんじゅう。

 



メカニックA「なぁ、さっきからタイム計測しているんだけど、何かおかしいんだ」

メカニックが茫然とストップウオッチを凝視している。



メカニックB「ん?どうした?」

メカニックA「ちびまんじゅうのタイム・・・・」


震える手でストップウオッチを見せる。

メカニックB「こっ・・・これは・・・・・コースレコードじゃないか!!」


ストップウオッチのタイムは、まだ誰も見た事の無いタイムを刻んでいた。


メカニック2人は、茫然とした表情で見つめ合った。



無線:「いいか、ちびまんじゅう良く聞け」


「?」



「今、全まんじゅうの中で、最もお前が速い!!最速だ!!」

 


「お前がFastest-M(注:最速のまんじゅうに与えられる称号)だ!!」




アナウンサー「ああっと?、後方からもの凄い勢いで周回しているまんじゅうが1台います!!・・・えっ?このタイム・・・ちょっとまってください。このタイムで周回を続けると・・・・これ・・・・もしかして・・・先頭集団に追いつきますよ!!!なんとちびまんじゅうです!!」


第5話 完




■第6話 最終話「FINAL LAP」


 


アナウンサー:「さぁ、すばらしい追い上げのちびまんじゅう!!おおっと!!ここで激しくテールスライド!!」

解説「おそらく、そろそろスキン(まんじゅうの皮)が厳しい状況になってきているんでしょうね。スーパーソフトの皮では、そろそろ交換が賢明でしょう」


新リアウィングは、トリッキーなモナコレイアウトに合わせて、強烈なダウンフォースを生み出す。しかし、それは同時に「まんじゅうの皮」の耐久性を著しく低下させる諸刃の刃だった。

更に、「ちびまんじゅう」は、ANN-KO量の差をカバーするため、柔らかなスーパーソフトスキンをチョイスしている。限界は明らかだった。


 


ペーター「いかん!!!危険すぎる!!何故ちびまんじゅうはピットに入らないんだ!!すぐにちびまんじゅうをピットに戻すんだ!!このままではANN-KOがこぼれてしまうぞ!!」


 


ピットでは、メカニック達が交換用の皮を用意して待機している。


 


しかし、無線で何度呼びかけても「ちびまんじゅう」の返答は無い。

黙々と前を行くマシン達をオーバーテイクしていく。

挙動は明らかにオーバーステア。スキンの限界が誰の目にも明らかだ。



 


メカニック「ペーター監督・・・ちびまんじゅうは、おそらくピットに入ってこないでしょう。あのボロボロのスーパーソフトで、最後まで走り切るつもりですよ・・・。」

 


メカニック「今、ちびまんじゅうを止める事ができるのは、ちびまんじゅうだけです」

 


「・・・そうかもしれん。私は少し齢をとりすぎたようだ・・・。信じよう!!あいつの力を!!我々のマシンを!!」



 



「さぁ!!ラスト5週!!ちびまんじゅうが最後のアタックをしかけます!!凄い!!まだタイムを刻んできます!!!お聞きください!!凄い歓声だ!!前方にトップを走るレーシングまんじゅうの姿が見えている!!」


 


僕は・・・この瞬間をずっと夢にみていたのかもしれない・・・・。

あなたの後ろ姿をずっと追いかけてきました。

約束は・・・果たしました!!さぁ、僕の全力をみてください!!


 


「ついに追いついたちびまんじゅう!!いよいよレーシングまんじゅうとテール・トゥ・ノーズだ!!両者一歩も譲らない堂々たるバトル!!だが残り周回数はあと1周!!」


 


「ついに来たね、ちびまんじゅう君。さぁ、抜けるものなら抜いて見せろ!!最後の勝負だ!!」



 



「泣いても笑ってもこれがファイナルラップ!!最終コーナーだ!!2台の前を塞ぐ周回遅れのさくらまんじゅう!!さぁ、うまく処理してパスしていくのはどちらだ!!?凄いバトルだ!!」


 


2台のマシンが、息を合わせたかのように左右に開く。

超高速のタイト・ロープに固唾を飲む観客達。

ちびまんじゅうコールが絶叫のようにコースに響き渡る!!

 



「ああっと同時だ!!2台が左右から同時にさくらまんじゅうをパス!!!どちらが前だ!!??」

 


「ウワァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」



「凄い歓声だ!!グランドスタンドが揺れています!!!」

 


「ちびまんじゅうだ!!!ホームストレートでちびまんじゅうがレーシングまんじゅうを従えているッ!!!!」

 


「2012 MJGPモナコ!!今ちびまんじゅうが栄光のチェッカーフラッグ!!!!新たなるモナコマイスターの誕生です!!!幾多の困難を乗り越え、今若き才能がついに開花しました!!!観客が総立ちだ!!こんな光景は見た事がありません!!」




 


50年を超えるMJGPの歴史の中で、燦然と輝き続ける結果を残したレーサーがいる。
名は「ちびまんじゅう」。
引退まで優勝85回、ドライバーズチャンピオン獲得7回、ポールポジション獲得65回。
現在もなお、この記録は破られていない。


2012モナコGPは、ファンの中では、未だに「あのモナコ」と言われ、伝説として語り継がれている。


 




 


「わたしがMJレーシング代表のペーター・キョロチャだ。君はボディは小さいが、その分その軽さは強みになる。 自信を持って走り続けるんだ。・・・いや、しかしそれにしてもそっくりだな。おまえさんの父親に。 もちろん、わたしは2世ドライバーだからといって、贔屓目にみたりはしないからそのつもりで。わっはっは。よろしくな、ミニまんじゅう!!」

 


■いやはや、楽しんでいただけたでしょうか?(゚∀゚)ノ
作者自身、リメイクしながらとても懐かしい気持ちに浸りますた~。
この作品の後、「ねこマシーン」の創作系ブログは、おなじみの「バルタン」のストーリーに受け継がれていまする。
本作も作成中何度も作り直しましたが、「バルタンストーリー」(注:普段のバルタンではなく、哀しき運命を背負った戦士バルティアス・ノルドストロームの物語)は更に何度も作っては捨て、作っては捨てを繰り返していまする(´・ω・`)このため3年を経過しても遅々として進みませぬ。
納得がいくものが完成したら、みなさんにお披露目したいと思いまするぞ!!(゚∀゚)ノ

再放送にもかかわらず、たくさんのコメントをいただきありがとうですた!!(゚∀゚)ノ

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