今朝の続き。
(あんだけ長い文のくせに、続きがあったのですよ![]()
しばらく 考えるブームが続きそう・・・)

子育ては 子どもにバランス感覚をつけること。
って考えにいたったわけですが、
それと同時に、親もバランス感覚を試されてる。
それが、子育てだと思う。
なんか言葉にしにくいのですけど。
この、バランス感覚ってやつ。
子育て中の親にとってはむちゃくちゃ大事だと思う。
いや、当たり前で、わかりきったことな気もするけど、
でも、当たり前すぎて忘れてしまいがちで、
実行すべきなのに出来なくなる可能性が高いって感じかな。
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勉強だけさせてもダメ。遊びだけさせてもダメ。
ペーパーだけさせてダメ。体験だけさせてもダメ。
家の中だけで遊ばせても、外遊びだけさせてもダメ。
食べさせすぎはダメ。でも、食べさせないのもダメ。
甘えさせるだけはダメ。でも、厳しくするだけでもダメ。
成功体験ばかりさせてはダメ。失敗体験ばかりもダメ。
強制ばかりするのもダメだけど、自由ばかりでもダメ。
期待はすべきだけど、過度の期待はダメ。
ほめるばかりはダメだけど、しかるばかりもダメ。
保護は必要だけど、過保護はダメ。
すべてにおいて、親のバランス力が必要で。
親側のバランス能力が崩れたら、
子どもに過度のストレスがかかって
心を壊したり、
太り過ぎたり、やせ過ぎたり、(ああ、耳が痛い・・・)
勉強がまったくもってキライになったり、
他人を思いやれない子、自信がない子、
自分で自分のことができない子、といったバランスの悪い子になる。
つまりは、子育ては子どもにバランス能力をつけることだけど、
それには、まず第一に親のバランス能力が必要。
ただ、怖いことに、
子育ては、
そのバランス能力が かなりの確率で、
機能しなくなる可能性が高くなる ときなんじゃないかなって思う。
たとえば、バランス能力をメガネに置き換えてみると(笑)
子どもが出来た瞬間から、
「うちの子、かわいい~~~」
という親ばかフィルターがかかる。
(たまにかからずに、虐待してしまう人がいますよね・・・)
それは別にかまわないのだけど、
そのフィルターが年月とともに分厚くなったり
(ネコかわいがり、過保護、期待しすぎ)
他人と比べちゃうフィルターがかかったり
(これはすんごく多いですよね。私も気を付けなきゃ)
下手したら、子どもは子どもでメガネを持ってるのに、
親のメガネをかけさせようとしてしまう、なんてことも。
(支配とか、強制とかね)
それを防ぐのが、メガネふき(笑)
旦那だったり、親だったり、友人だったり、つまりは、周りの人。
ただ、これもまたちょっと困ったことがあって。
昔は大家族で両親・義両親や
威厳ある学校の先生や
口うるさいご近所さんといった
迷惑だけど、
ちょっとありがたいところもあるキビシイメガネ拭きがあった。
あるいは、人が多いゆえに、
いろんなタイプのメガネ拭きがあった、わけ。
でも、いまのうちの場合、
核家族だし、
ご近所さんともそんなに親しく付き合ってるわけじゃない。
学校の先生だって、ほぼ口出さないと思う。
だから、メガネの機能が壊れたことに気付きにくい。
そのことを頭にいつも入れておいて、
大丈夫かな、って振り返らなきゃいけないな~って思う。
そして、ここで ぐえとの話に戻って。
私の場合。
最大・頻繁に使う メガネ拭き=ぐえが
まったく性格が違ってよかったな~と改めて思う。
性格違いすぎて、イラ~~~ってくることも多々あるけれど、
同じだったら、機能が壊れてることに気付かないもんね。
と、最近、
私の中で、すけに場所をとられ、
存在がうす~くなりつつあった(笑)
ぐえの大切さを再認識した夜でした
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それにしても・・・私と似ている、すけの性格。
私とすごす時間が長いから、
すけの性格が私に似てきたのか。
それとも、
遺伝として最初から決まっていたものなのか。
その両方か。
両方としたら、
どちらのほうがより多大に影響を与えているのか。
もちろん、科学的にも100%答えは出てないもの。
保育士の勉強のときに、発達の諸要因は、
遺伝説、環境説、輻輳(ふくそう)説と3つを学んだ。
今は輻輳説(両方が関係する)が一般的だけど、
それだって 100%の答えじゃない。
わかっちゃいるけど、気になります。
これがわかれば、サポートも楽だろうにね~なんて思います。
ちなみに、私も輻輳説が一番納得できます。
性格そのものは遺伝、頭や運動などは環境。
の影響が、大きいのではないかな~などと思ってます。