2歳6ヶ月のグレーな娘・律を育てています。
一歳半健診で引っかかり「2歳まで様子見」、2歳になってからの心理士さんとの面談で、更に様子見になりました。
詳しくはこちらをお読みください。
2件目の療育施設の見学に行ってきました!
1件目はこちら。
↓こんな施設です。(以前のブログより抜粋)
○個別療育センターB
家から一番近い療育施設。何年も前からあるような雰囲気。
個別療育専門で、2歳から18歳まで利用可能。
メールで問い合わせた2日後に折り返しの電話有り。電話対応はあっさりな印象。→見学と説明を予約。
結論から言いますが…
1件目とはまた違う良さがたくさんあり、こちらも良い施設だなと感じました
ただ、対応してくださった責任者さんの印象は前回の施設の方が良かったです。
今回の方は守りに入られている(聞かれなければ言わない、当たり障りのない事しか言わない)雰囲気があるように感じました
元教員としてはトラブルを起こさないために大事な姿勢ではあると思うのですが、保護者としては少し寂しく感じてしまいますね💦
今回は2件目なので、前回の教室と比較して良いなと思った点と惜しいと思った点を並べてみたいと思います。
良かった点
○2歳から18歳まで通えるので同じ施設に継続して通う事ができ、心の安定が図れそう。
(前回の教室は小学校就学前まで。)
○大きな建物の中に、今回の個別療育センターを含むいくつかの障害児対応系の施設が入っている。小学生以上対象の集団療育専門の施設もあり、様々な利用の仕方ができそうな雰囲気があった。
(前回の教室はビルの1室。)
○療育開始前のアセスメントがしっかりしている。希望があれば知能検査も実施してくださるとの事でした。
(前回の教室ではアセスメントよりも多様な刺激を与える事を重視しているように感じました。)
惜しかった点
○療育の体験はできなかった。事前のアセスメントを重視するため、娘の情報が少なくては難しいようです。
(前回の教室では様々な教材を使って体験させてくれました。)
○先生達が落ち着いた雰囲気。学生さんも通うのでそうなりますね。
(前回の教室は幼児教室らしく先生達が明るくて元気いっぱいな印象で娘もより楽しそうだった。)
【見学中の娘の様子】
やはり最初は緊張していたものの、説明の部屋でママゴトのオモチャを貸してもらえたことから少しずつ慣れることができました。
各部屋の案内では自分が先頭を切る等、積極的な姿勢で楽しそうに見学していました
簡単な説明→見学→説明という流れでしたが、後半の説明の時はママゴトのオモチャに飽きてしまい、帰りたがる娘でした
そして、肝心の受給者証の話は…
残念ながら、良い情報を得る事はできませんでした💦
電話では娘の様子と健診で様子見になっている事しか伝えていなかったので、「まずは自分から発達支援センターに相談に行って療育を勧めてもらうのがスムーズだと思います。」と言われ。
「既に相談に行ってそこでも様子見と言われているんです。」と伝えると、「それでは病院で診断書を書いてもらわないと難しいかもしれないですね。」と言われ。
引っ越してかかりつけ小児科が無い、相談しやすい病院はありませんかと尋ねると、少し間があってから返ってきた返事は…
施設長さん「○○大学附属病院の小児発達外来にかかられる方が多いですね。」
それ、
受診に何ヶ月もかかるやつでは
家に帰って調べてみたら、そもそも紹介状がないと受診する事はできないそうで我が家には不可能でした。
他の病院もないか聞いてみましたが、教えてもらえませんでした
という事で。
受給者証の取得についての良い情報は得られませんでした。
が、2件目という事もありそこまで気持ちが沈む事はありませんでした。
市役所に電話をかけてから一週間が経ち、少しずつ気持ちが落ち着いて来る中で気付いた事があります。
どうして、市の保健師さんやSTさん達は「様子見で良い」と言うのに児童発達支援施設の方々は「少しでも早く療育を始めた方が良い」と言い、意見が正反対になってしまうのか。
それは、娘がグレーゾーンである事以上に、お金の問題なのかなと思いました。
療育を受けるために私が払わなければいけないお金は実際の料金の1割です。
しかも、所得によって月額の最大金額が設定されていて、それを超えたお金は支払わなくても構いません。
さらにさらに、3歳になれば無償化の対象にもなります。
ここまで手厚い補助の出所は税金です。
市の職員さん達は、より税金を節約するために本当に療育が必要な子どもを見極める必要があるのでしょう。
一方で施設の方々はお金をもらう側なので、できるだけ多く子どもを集めなければ施設を維持する事ができません。
市の職員さん達と療育施設の方々で意見が正反対になる事は、ある意味当然なのかもしれません。
…当たり前の事を今さらと思われたらすみません
私にとっては目から鱗の発見でした
それを考えると、一番中立な立場で判断してくれるのはお医者さんなのだと思います。
が、引っ越してまだ半年の私達には信頼できる小児科医さんがいません。
そのような中で、私が娘の療育をどう考えてどう動いていくのかは自分で考えなければなりません。
他のアメブロママさんから聞き、施設の職員さんにも言われた印象的な言葉があります。
「療育は健常の子が受けても発達に良いもので、障害がある子のためだけのものではない。
受ける機会があるなら受けた方が良い。」
最初は半信半疑でしたが、2件の見学や体験に行って本当にその通りだなと思いました。
1件目の幼児教室運営会社の療育に関しては、健常の子の幼児教室とあまり変わらない内容では?と思うほどです。
ただ、受給者証が簡単に取れないと分かってからは療育のメリットとデメリットを考える様になり、こんなデメリットもあるのではないかと思い始めました。
たとえば。
○健常の子と一緒に習い事をしたり、休みの日に遊んだりできる時間が減ってしまう。
○色々な事が分かるようになった時、自分だけ療育に通うのが嫌になる可能性がある。が、おそらく嫌になった時期の方が就学に向けての課題は増えていて親が悩む事になりそう。
○親戚やママ友への説明が面倒。(市の相談ではっきりと「必要」と言われるまでは隠したい。)
こんな感じです
今は正直、1月始めに施設に問い合わせた時の療育を受けたい気持ちの熱量はありません。
もう少し娘の様子を見ながら情報を集めるのも良いかなと思っています。
3月には保健師さんから電話もかかってくるはずなので。
と言いつつ、娘の問題行動等で気が変わったら即病院巡りを始めるかもしれませんが
また、見守ってくださると幸いです