2歳5ヶ月のグレーな娘・律を育てています。
一歳半健診で引っかかり「2歳まで様子見」、2歳になってからの心理士さんとの面談で、更に様子見になりました。
詳しくはこちらをお読みください。
初めて療育施設の見学に行って来ました!
問い合わせた経緯はこちらから。
今回見学&体験した施設は、問い合わせた内の1件目、A施設です。
見学前に把握していた施設の情報はこんな感じです。(過去ブログより抜粋)
○児童発達支援教室A
全国に教室がある大手幼児教育が行っている児童発達支援施設。
就学前の子どもが対象で、個別療育中心だが集団療育も行っているらしい。
近所の教室が最近できて気になっていた。
メールで問い合わせたその日に折り返しの電話有り。電話対応は丁寧な印象。→体験と見学を予約。
実は、娘の発達の遅れに気づき始めるまでは、「幼児教室の習い事って良いな〜」と色々調べていた私。
この教室も名前は知っていましたが、前の家の近くには教室が無かったので詳しくは調べていませんでした。
改めて幼児教室のホームページと児童発達支援のホームページを両方見て、幼児教室でのノウハウが児童発達支援に生かされている雰囲気を感じ、大きな期待を持って見学に行きました。
見学と体験に行った結果は…
娘がすごく楽しそう
なんと!初めての場所なのにスムーズに母子分離まで出来ちゃいました
教室を訪れると、優しそうな女の先生達が笑顔で私達を迎えてくれました。
どうやら他の療育の予約が何も無い時間を見学と体験に当ててくださった様で、気兼ねなく施設内を見学する事ができました。
(本音は、他の子どもの療育の様子をチラッと見てみたかったのですが)
初めに体験をし、個別療育の部屋で教材を次々に体験させてもらった私と娘。
初めは私にしがみついていた娘ですが、先生が出してくれたオモチャと先生の笑顔に引き寄せられたのか?あっという間に離れる事ができました
個別療育の体験は、
オモチャやカード、知育教材やタブレット等、あらゆるジャンルの教材が出て来て次々に内容が変わるので、娘もよく集中していました。
その後、教室の外で体を動かす療育を体験するタイミングで、私と教室長の方だけ相談室に入り母子分離。
私がいない事に気付いたら大泣きするかな?と思いきや、20分程の説明と相談に集中する事ができました。
説明は、「子どもの脳は6歳までに9割が完成する」等、幼児教室らしい説明が多く特色を感じました。
療育の空き状況についても確認すると、現時点では平日も土曜日も午前中の枠がほとんど埋まっていて、午後になると時々空きがあり、仕事が始まっても通えそうな様子でした。
質問タイムでは、「児童発達支援教室Aさんでは少しでも早く療育に通われた方が良いとおっしゃってくだっていますが、市の発達相談では様子見で良いと言われているんです。その違いはなんでしょうか?」という、答えづらそうな質問もしてみました
返ってきた答えは、
「子どもの脳は特に0歳から3歳の間に飛躍的に発達します。1歳半検診や2歳の段階では、子どもの発達の伸び代に幅がありすぎて、療育が必要かどうかの判断ができないのだと思います。お母様が望まれるなら、伸び代の多い今の時期に少しでも早く始めるべきです。」
という、大変幼児教室らしい答えでした
そして、これまでの発達相談で「今は様子見で。」と断言されると中々質問しづらいこんな内容も聞きました。
私「今から療育を受けたら、小学校の通常学級も目指せますか?」
教室長さん「入れる、と断言はできません。でも、娘さんの様子を見ていると、新しい人や物にどんどん興味を持って反応を返してくれるので、ここでの療育で大きく伸びていく事ができると思います。
ここの教室の強みは、幼児教室の活かした教材の多さと療育内容の豊富さです。とにかく早い時期から脳にたくさん刺激を与える事で、通常学級に入れる可能性が高くなっていくと思います。」
そうそう、こういう話がしたかったんです!
「今の時点では様子見で良い。集団生活が始まったら困り事が出て療育が必要になるかも。」という「今はセーフだよ。」という話ではなく、
「今療育を受ける事でこんな力が身に付いてこんな未来が目指せますよ。」という未来の話がしたかったんです!!
…ちょっと胡散くさい(というか営業くさい?)雰囲気を感じるのは否めませんが
ともかく、療育に通いたい気持ちが固まった私は肝心の「様子見でも受給者証を発行する方法」を詳しく聞く事に。
話をまとめるとこんな感じです。
(あくまで、私の自治体の話です。)
「とりあえずまずは市役所の福祉課に電話して、○○に通いたいから受給者証の発行をして欲しい旨を告げる。詳しい理由を聞かれたら、本人や家族の困り事を詳細に述べると良い。健診や発達相談で様子見と言われている事は、なるべく言わない方が良い。面談の予約が取れたら、それまでにサービス計画書?を分かる範囲で記入して自分で作成する。面談では、計画書をもとに○○に通って○○の力を付けたいアピールをする。」
なるほど!
教員の仕事で個別の支援計画や指導計画を作っていた私なら、サービス計画書も何とか作れそうです
が、教室長さんの次の言葉で、相談の雲行きが怪しくなる事に
教室長さん「もしかしたら医師の診断書等を求められるかもしれませんが、その場合はかかりつけの小児科さん等にお願いして書いてもらうと良いです。」
かかりつけの小児科!?
私「引っ越して数ヶ月なので、まだかかりつけの小児科が無いのですが…。」
一瞬固まる教室長さん。
が、すぐに笑顔になり、
教室長さん「診断書は求められた場合のみ用意すれば良いので、まずは電話してみるのが良いと思います。
受給者証の発行までは時間がかかるので、他の施設を見学される場合でも、まずは市役所に面談の予約だけでもされておいた方が良いです。
こちらの教室に通う目的で発行して、違う施設に通われても問題は無いので。」
…という事で。
少し不穏な空気を残しつつ、丁寧に説明してくださった教室長さんとハイテンションな程娘をご機嫌にしてくれたスタッフさん達に好印象を抱いた私は、早速次の日市役所に電話をする事にしたのでした。
意気揚々と「○○に通いたいので受給者証を発行して欲しい」旨を伝えた私ですが、
市役所の方から返ってきた言葉は、
まさかの…
福祉課「市の健診は受けられていますか?」
話が違うーーーーー
次回に続きます!