置碁対局の9〜6子の場合
まずは基本的な「囲碁の流れ」や「部分的な
石の競り合い」を覚える様にします。
同じ9子でも「ハンデ」としての置碁
ではなく、10級より下(級位30〜10級)の
方の「星目(9子局)」だと特に「指導碁」に
なりますから勝ち負けよりも「黒がどう
打つか?」が白の着眼ポイントになります(^^)
10級以下でボクと「ハンデ」の発想で打つなら
10級さんなら14子とか15子になってしまいます
からね〜(>_<)
星目、鉄柱、風鈴までついてはすでに
囲碁にはなりませんよね。
だから、9子で「囲碁らしい」石の流れを
覚えてもらうために打つわけです。
さて、左下はひと段落です。
次に左上に移りました。
黒❽と上辺にヒラキました。
大場ではありますが少し広すぎる感は
否めません。
そこで白は⑨ と高く両ガカリして見ました。
黒は10とツケノビを選択。
白13の後、黒14とコスミました。
この手はちょっと中途半端です。
白13を止めて打つか、タケフに並ぶかが
良さそうですね(^^)
白は早速出切るのもありですが
黒さんの腕試しです。
黒は16とナラんで白も17とソイましたね。
ここで黒は大チャーンス到来!
だったのです‼️
だったのですが、ここを
この手はちょーっと判断ミスです(>_<)
白地の削減もさることながら
両ガカリの白を攻める事ができます(^^)
多分部分的にはこの手が最大だと
思います。
隅の白地が無くなり両方の白を分断する事が
出来ればその後が打ちやすくなりますから。
と、書いていますが
これで何故白を攻められるのか??と
思う方も多いと思います(^^)
ないか??と言う強迫観念にかられてしまい
ます(^^)
だって、相手は白なんだから。
手品みたいにうまいことすり抜けられて
自分がやられてしまう。
そう考えている方が多いのですが
そんな時は未来図を盤上に描いてみる
事をお勧めします♪
未来図とか設計図を描いてみて
自分の思った手が打たれなければ
何でなんだかを考えてみるのです。
上の図の様に黒が▲を出た後、白はどう
対応して来るでしょうか。
いちばんありえそうな手は
でしょう。
それなら黒は❷とありがたく鉄柱にして
右上の黒に援軍を送ると同時に左上の白を
まだ攻撃体勢を取ります。
「攻めちゃうぞ!」と言っているだけで
この白はなんだかんだで生きますが
その間に黒が打つ手が効果的なら優勢
間違いなしです(≧∇≦)
黒❷の鉄柱は守りよりも「白を攻めちゃうぞ」
と言う構想でもって打ちます。
ですが、この手は黒❷と下がってあくまで
左辺と分断していきます。
この左上の白は結局は上辺にケイマを
しなければかなりヤバい状況ですから
黒は❷と下がらせていただけたのは
もう、ちょーありがたい!のです(≧∇≦)
どうでしょう?
最初のカケよりはなんかいい流れな
気がしませんか??
では、あのカケ、そんなに悪いの??と
ちょっと不満かも知れませんので
その辺をまた次回に説明したいと
思います♪