第2段です(^^)
三つあるポイントのひとつ目は右上隅の
コゲイマ受けに対しての打ち方と考え方を
検証してみました。
今回は2つ目。
左上隅のツケノビ定石の話です。
部分だけ総譜から。
白31のオシは少しだけハメ手っぽいと言うか
互先ではやらん方がいい形なんですね(^^)
黒32は教わった通りで悪くありません。
黒❹ とトブ。
この流れが正統派ですが、白がキルとは
限りません(^^)
なので、白は 33 と急所を守ります。
黒も白にスベられては攻められないので
黒 34 と「鉄柱」にサガリますが
実は少し落とし穴がっ(>_<)
ツケノビ定石は白 33 にあるキズがないと
黒は騙されてしまいます。
それは、デギリですね。
生じてしまいます。
普通はデギって来ても★にキズがあれば
黒は❷ とオサエる事が出来るのですが
上の白カケツギの様に守られていると
上手くいかないのです。
もし、この流れでデギられたら
対策はひとつです。
黒 ❷ とユルめる(^^)
これで問題はないのですが
正統派に打つなら、黒 34 の時に
➡︎ 方向へのスベりは今のところ、許容しま
しょう。
もし、34 の鉄柱でもデギリが生じてしまう
ならこの白を攻めるのはかなり困難である
と判断できます。
「戦略」と「戦術」で書きましたが
黒はツケノビ定石を選択した訳ですから
この場合大切にするのは左上隅に
なりますね(^^)
定石は間違わなければ一方が活きて
一方が死んでしまう様にはなりません。
ツケノビ定石のポイントは白側にある
★のキズにあります。
そのキズを白が補ったからには
次に打つ手は滑りではなくてデギリが
有力になります。
黒が34 と鉄柱に打ったからには
この白は活きる為に打つ手はデギリしか
ないのです。
黒 34 と打つのと、黒が正統派に受ける手。
どちらを選択したいですか??
黒 34 でも悪くはありませんが
多分この場合は正統派に打った方が
いいでしょうし、黒34に打った以上は
ユルむ手を選択する方がいいでしょう(^^)
妙手や鬼手は今のところは必要ありません。
「作戦」は正統派で考えてみる方が
いいと思います。
置き碁の場合、白はあまり慌てない手を
選びます。
へんな話、黒が間違うのを地道に待ちながら
打っているのです。
黒のミスは生き死にに繋がる重大なミスから
ホントにつまらない、小さなミスを積み重ね
で碁にするのです(^^)
ボクも黒で置き碁で教わる立場の時
10級さんと同じ様にジタバタしてます(≧∇≦)
ボクよりずっと高みを知っている人から
みたら、10級さんもボクも大差はないんで
しょう♪
だからこそ。
正統派の手はどんなものか?
定石ってなにか??
少し考えて自分のチカラに出来ると
いいですね(^^)
次は右下の攻め合いをみてみましょう。