平本弥星さんの
眠る前の小さな詰碁
と言う本の中に書かれていた文章です。
二眼ないと死に。
と 説明する場合がありますね。
ボクもブログにそう書いたりして
囲碁のルールを説明していたり
しますが、二眼あれば生き(死なない、
取られない)が 正しくて 二眼なくても
死なない石は確かにあります。
それが、ここにあるセキと言う形。
確かに、セキならば死にません。
なんとなく、二眼ないと死んでしまう、
取られてしまう。と言ってしまうのです。
初心者の方に覚えてもらう時にも
セキを入れてしまうと説明が煩雑に
なってしまうので、ついつい「後回し」に
してしまったりします。
そうすると、石を取られない手段と
して、「二眼至上主義」みたいになって
しまったりする。
「二眼ないと死に」などと言う
ルールはどこにもない。
ルールを教える上で留意しなければ
いけないな、とつくづく思った次第。
隅の曲がり四目 もルールとしては
特殊ですが、ちゃんと説明をしなけ
ればなあ。
理解してもらうには大変ですが。